
センパイと知り合ってほぼ3年が経過した。
合縁奇縁で、お互いこの間で大きな病気を経験し、
経過観察となっている。

本日は、管理しているシェアハウスの掃除。
先日まで2ヵ月ほど居住していた方がずいぶん神経質で、
管理人の私ですら、共用部分に立ち入ることも自由にできなかった。
退去後の確認だったが、神経質なだけあって掃除も完璧で、そのあたりは助かるところ。
本来なら10分程度で終わる作業に、1時間以上かかったのは、
センパイがまとわりついてくるからだ(笑)
玄関先から、やたら長い声で挨拶。
居間に座り込む私の周りをぐるぐるぐるぐる何度も歩く。
彼女の嬉しさが、これ以上なく良く伝わる。
夏に近いのに太ってきたのは、Yさんの甘さなんだろう(笑)
私がここの事務所を去っても、Yさんが「うちの子」として受け入れてくれていることが、
嬉しくもやや複雑な気分にもなる。
(センパイの実家は別にあります 笑)

今日は気が乗ったのか、
センパイがここで居所にしている倉庫の2階に案内してくれた。
私が彼女とはじめて会ったのも、ここだった。
「何かいる?」そんな予感が猫に変わり、
間違えて買ってきたドッグフードを、それでも彼女はおいしそうに食べてくれた。

いま彼女は、私が持って行くゴハンをほとんど食べない。それはYさん家でたらふく美味しいゴハンを食べているからでもあるだろうけれど、それを退いても、ただ、私のそばにいたいんだろう。
センパイは、トモダチだと私は勝手に思っているけれど、
きっとセンパイも、私のことをトモダチだと思ってくれている。

ここにくればセンパイがいる。
それは私がここの仕事を離さない、大きなインセンティブになっている。
別の人にふだんの管理を任せることもできるけど、そんなことすると、
センパイに会う時間がなくなるからね。
センパイも、ここにくれば(ときどき)私がいる。
そんなことを、嬉しさの一つにしてくれているのかも?
そんな風に考えて、なかなかここから離れられない。
後ろ髪ひかれて、お互いサヨナラ。
センパイはしっぽかな?
来週になったらまた来ますね。
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