緑が濃く、大型で鮮やかに咲き誇る花が多くなりました。

花が全く似合わない鼻タレ凸助。
蜂がいっぱい飛んでいるのに一向に気にしません。
前の日記で胆石の手術を嫌がる母の話を書きました。
先週の水曜日、手術をする病院へ一緒に行って来ました。
この病院は市街地のど真ん中、デパートの隣にあり、市内でも大きな病院なのですが、今まで一度も行ったことがありませんでした。
9時からの朝一の予約なのに8階の立体駐車場はすでにほとんど満車。
やっと車を止めて、地域医療連携室で受付をしたら、「東ブロックで受付してください」と。
私の住んでいるところは四方、山に囲まれているので方角は山を見て判断します。
建物の中では全然わからなくなります。
どこの総合病院もそうですが、予約しても待ち時間が長い。
ソファーに座りきれない人たち、全員私たちより前に来た人たちのような気がします。
初日は基本的な検査。
身長・体重測定、心電図、レントゲン、採尿、採血、2日後の腸の検査のための経口腸管洗浄剤の説明。
あっち行ったりこっち来たり、人酔いと待ち疲れでクタクタ。
最後の肺活量の検査ではもう、ヘロヘロみたいで何回もやり直しをしていたようです。
「はい、息をいっぱい吸って~、一気に吐きますよ~ はい、ばぁあ~」
廊下で待っている私まで一緒に、ばぁぁ~ってしてしまいます。
全部終了して外に出たのはもう1時近くでした。
いつもですが、立体駐車場はどこに車を止めたのか分からなくなります。
建物の中でも東西南北がわからない、私、方向オンチ?
お腹もすいたし、近くのお餅屋さんへ。
餅は主食なのか、おやつのか解りません。
餅が大好きな母、あっという間に食べました。

金曜日の腸の検査。
下剤と洗浄剤2ℓ飲んで、大変だったみたいです。
弟が連れて行きました。
今日も夫と私、休日が一緒。
朝から天気がいいので、ドライブ行こうかということになりました。
梅雨に入る前のこの時期が暑くもなく寒くもなく、ドライブにいいと思います。
夫が母も誘えば、というので連絡し、山菜を買いに行くことになりました。
藤や桐の紫の花が見事に咲き、鶯の鳴き声、川の流れる音。
とても気持ちのいい場所ですが、曲がりくねった道路は土砂崩れの工事中の場所がありました。
昔は雪に閉ざされたこの辺は冬に生まれた赤ちゃんは雪が溶けたころでないと役場に出生届けが出せなかったそうです。
車中、景色を見ていろいろしゃべっていた母ですが、入院の話をすると黙ってしまって、やや不機嫌に。
いまだに「どごも痛ぐない、猫もかわいそうだし」と言い出します。

いつも山菜を買うところに来ましたが、ワラビがありません。
今日は予約が入り、予約分しかないそうです。
諦めて戻ろうとしたら、
母、 「あら~、毎年来てるんだげんとな、山形から買いに来たけのよ~」
店の人A 「予約でいっぱいでな~」
店の人B 「ばあちゃん、何歳なんの~」
(話をすり替えそうとするお店の人)
母 「82才だっす」
店の人A 「丈夫でいいな~」
母 「んねんだっす、足痛だくて、やっと来たの、今度腹の手術さんなねんだど」
(いかにも最後の晩餐的に言う母。)
店の人AがBに「2キロぐらい多めにあるね」うなづくB
母 「1貫目(約4キロ)ぐらい買いたいなど思て来たのよ」
と、まんまと4キロ買って来た母です。
この話術、適いません。
交渉は母。「餅は餅屋です。」
帰りはだんご屋さんでだんごを食べ、無事帰って来ました。
くるみだんご、おいしかったです。
お豆腐屋さんのだんご「団子は団子屋でない」で、豆腐を摺った白和えのような味でした。
ぬだもたっぷり。
「あ~、腹いっぱい、あどなんにもいらね、うぢさ帰っぺは」

茶々。母が出かけるといつも外を見て待っているそうです。

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