ゆうべ、塾へ行っている中学生の次男からLINEのメッセージが届きました。
時間的に、今から帰るよ〜というお知らせかと思いきや…
「こねこいた」
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続いて画像が送られて来ました。
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ん?これ、自転車の前かご?
えっ…拾ったのね?
「気をつけて連れて帰ってくるんだよ」
と簡単に返信をし、慌ただしくお迎えの準備です。
ケージ、トイレ、寝床…
幸運にも仔猫用のカルカンパウチが一袋だけ残っていました、賞味期限もセーフ。
ろくに準備もできない状態で次男の帰宅。
彼の腕の中にはタオルに包まれた、小さな小さな命がいました。
次男の通う塾は大きな国道沿いにあります。市街地から一歩出ただけの場所ですが交通量が極端に減るため、車のスピードはかなりのもの。
いつもはその国道の歩道を帰っているのですが…
何かに呼ばれたのか?その日の次男は一本裏にある街灯も民家もほとんどない道を自転車で自宅へ向かっていたそうです。
国道沿いのお店や街灯が少し遠くにチラチラ見える程度の人通りも全くない道で
「にゃーっ、にゃーっ、にゃーっ」
小さな身体とは不釣り合いな…全ての力を振り絞って母親を呼ぶ大きな大きな声に応えたのは、母親ではなく我が家の次男でした。
ピタリ…と鳴き止み、その小さな命は次男を見上げていたそうです。
岡山はまた雨が一段と激しさを増してきたようです。
建物すらなく人通りも全くない道路の脇の草むらに、もしまだこの小さな命が取り残されていたならば…
この子は汚れもなく、コロコロよく太っています。おそらく飼い猫が出産をし、その飼い主によって捨てられたのかも…
もし次男が塾の曜日と時間の変更をしなければ…
もし昨日あの時間に、次男があの道を通らなければ…
この小さな命は消えていたかもしれません…
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ねこ神様…
ほんとうにいるのならば、あなたの力で猫たちの命を大切にしない人間の心を変えてもらえませんか?
捨てる、という選択肢は無くしてもらえませんか?
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