遅ればせながら
西日本豪雨災害にて被災された方々にお悔みとお見舞いを申し上げます。
どうか1日も早く日常生活を取り戻せますよう、
また、にゃんこや動物たちにもケアが行き届きますように・・・。
5月27日21:50にこましゃんとお別れして今日で四十九日を迎えます。
無知にも程がある私はてっきりもう虹の橋でニャァニャァ駆け回り地上と行き来してるのだろうと
毎日こましゃんにお線香をあげながら話しかけてましたが、
虹の橋にはそろそろ辿り着く時期らしいと・・・😲
虹の橋に行ってしまったら
ここに居るかもしれない事ももうなくなってしまうのか、と、
一層しみじみします。
こましゃんをお見送りした時より
今の方が寂しくて悲しくてどうしようもない時があります。
まだ病気に対するあれこれや反省が絶えませんが、
こましゃん自身をあまり紹介出来てなかったので、
今日はこましゃんの事を振り返りたいと思います🐾
長すぎてまた分けました💦
こましゃんは保護猫出身。
SNSサイトの里親募集で茶トラくんを探していて
「わっ!この顔!この目!すごくひっかかる・・・」と目に留まった子でした
私は昔、二匹の兄弟猫を実家で昭和的なアバウトさで18年飼っていました。
その子たちが他界し11年間猫飼いたい一心で、やっと昨年秋にペット可マンションに引っ越し。
そのタイミングで仕事を辞め子猫を飼って2ヶ月ベッタリ過ごし、
仕事復帰計画を実行中でした。
こましゃんだけでなく他の子も可愛くて迷いましたが、
夫の感想を聞きこましゃんに絞って譲渡会に行きました。
「こまくんに会いに来ました」
ケージに兄弟で入っているこましゃんを見ると、
あきらかに一人緊張して具合悪そうに目をつぶっている子。
あれ?こましゃん・・・・大丈夫かな😓
抱っこさせてもらうと無言で腕をつっぱって
「い~~~~~~~~~~~やぁあ💦」してたので、
「私で大丈夫ですかね・・・😅」と保護主さんに聞いてしまった程です。
2017年11月4日、トライアル開始。
月齢3ヶ月のこましゃんは口を真一文字、目を丸くして「無」の表情でやってきました😐
私もビビリで猫好きのわりに慣れるまで触るのが怖かったりするし、夫は猫飼い初めて。
完全にギクシャクした関係でスタートとなりました。
初日は保護主さんが帰ってしまうとケージの中で叫ぶこましゃん。
「出せ出せ出せ~~~帰る!兄弟んとこ帰る~~!!」
うちにさらってきてしまって申し訳ない気持ちでした・・・
出られない、帰れないと理解すると、
仕方なくご飯を食べ下段から上段に上がるためのミニタワーのねずみで少し遊んて
そのまま眠ってしまいました。
翌日からケージの外で生活を始めると、
探検しつつ兄弟の元へ帰ろうと部屋を探し回っていて、
遊びに夢中にならない限り私達に慣れずに無の表情をして逃げていました。
ケージが自分のホームになり納まっていました。
それでもじゃらして遊ぶうちに「ご飯くれる人、遊んでくれる人」と認識し始め、
眠い時は撫でてもいいよ~っと万歳ヘソ天小僧になるのでケージに手を突っ込んで
撫で撫でしました。
こましゃんは一人遊びがちょっとヘタっぴで
起きても食べる以外やることない・・・って曇った表情をします。
猫じゃらしなどで遊んでやると
調子に乗ってきて意味なく全速力で駆けて床でスッ転んでました。
あと、おもちゃでもご飯でも器でも何でも一通り試してくれる子。
あんまおもろないな~って感触のおもちゃでも、忘れず段々とハマって遊んでくれました。
一週間のトライアルが終わる頃には
ブー垂れた表情、好奇心が見え隠れする表情、眠い時に甘えんぼな表情をするようになりました。
夫と私が並んでTVを見ていると、近寄ってきて二人の間にちょこんと寝ころび、
3人でTVを見るまでになりました。
猫慣れしていない夫に警戒していたのに、
夫の背中にスっと寄り添って寝るのがとても可愛かった。
でも完全に気を許せず触ろうとすれば逃げる。
夫が布団に入ってると顔に猫パンチ食らわせたりもしてましたw
私と夫の枕の間に挟まって寝るのが人間の子みたいでたまらなかったです。
ビビリでここに居たいワケではなかったけど
よくジ~~っと見つめたり色々考えていました。
私達の真似をしてみたり歩み寄ってくれて、
こましゃんなりに順応しようとしているのが凄くわかりました。
こましゃんはウチに来て数日でクシャミをするようになり
一向にやむ気配がなく左目が開きにくそうだったので
2週間が経つ頃、すぐ近所の動物病院に行くと
風邪と「回虫」がいる事が分かりました。
ブロードライン、飲み薬、目薬が処方されました。
帰ってきたこましゃんは数日ブルー😓
薬はフードに混ぜれば食べてくれて問題なかったのですが、
目薬には私達もこましゃんも戸惑い、また距離が出来てしまいました💧
それでも数日経つうちに少しずつ心を開いてくれ、
二人でくつろぐ時間も増えていきました。
だるまさんが転んだをしたり、
お茶目なポーズを沢山してくれました💕
実はこんなに陽気な子なんだなぁと…
気を許してくれてる、幸せだなぁ~と改めてホッコリした事を覚えています。
一時期、一週間もないくらい短い間、私達の食事を食べたがりました。
元々人間のご飯に興味なさそうだったので真似したかったのかな・・・・?
歯磨きも恐る恐る始めたりして、
初めての歯磨きは興味津々にガジガジ歯ブラシかじってたけど
2回目からん~~~~~~と真一文字に口を閉じて拒否する顔が可愛かった💕
ただ、11月下旬頃から目の調子が(虹彩の色)徐々に変わり始め、
なんか変な気がしました。
12月半ば、2回目のブロードラインをした時改めて目を診てもらいましたが
実際の病気(ブドウ膜炎、緑内障予備軍)に気づかず問題ないとの事で終わっていました。
その直後にこましゃんの体調が崩れてきた気がしました。
ごはんを促さないとあまり食べない、寝ている時間が長く瞬膜が出ている。
でも遊ぶし買ってあげたキャットタワーに喜んで上るしウンチオシッコに異常感じないし、
お医者さんに行って診てもらってるワケだし・・・と自分に言い聞かせていました。
猫飼いの知り合いにも世間話的に漏らしていて、
こましゃんより風邪や虫でもっと体調の悪い子も全然いる、心配しすぎなんだと思いました。
その反面、獣医さんに漠然と不信感も抱いていました。
(↑診断の仕方が軽く知識を披露しているような口調の説明。熱を一度も測らない。)
年明け、親友に写真をみせると
「何その目の赤さ!!早めに他の病院連れて行ってみたら?」と促され
眼科のある病院に行った事から
「FIVキャリア」「ブドウ膜炎」「緑内障寸前」であることが発覚、
一週間後に「FIP発症」と宣告されます。
初めて知る病ばかりで崖から突き落とされたような気分でした。
今振り返ると、発病のきっかけは
こましゃんの性格や特性上思い当たる節があります。
私の性格がこましゃんを追い詰めてしまった事も否めません。
注射を打ってもらって帰ってくると、
今までとちょっと違い病院のストレスから解放されハイになり
注射が効いて翌日はぶら下げてあるオモチャにピョンピョン食らいつくぐらい
身体が楽だったみたいです。
もっと早くに楽にしてあげられたら良かったね・・・。
モタモタしちゃってゴメンね。
病院ハイがおさまると体調が崩れるのがルーティンになり、
投薬目薬のストレスが常に付きまとう様になりました。
日に4度の目薬に加えてフードに混ぜた飲み薬を避けるようになってしまったので
日に2度直接薬を口に放り込まなければならなくなり、
抱っこされる時か細く「ぬお~~~ぉ⤴(またやるのぉ?!😫)」と切な気に嘆くのが日課でした。
その頃から枕元で寝てくれなくなりました。
今まで庭だったリビングで薬を飲まされるので、
寝室のベッドに避難するようになり、
夜私達が寝に来るとキャットタワーの上や猫ベッドなど自分の場所で寝るようになりました。
あと体調が目に見えて崩れるタイミングで粗相をしました。
この粗相はシステムトイレから鉱物の固まる砂に代える事で治りました。
その頃、保護主さんへお便りと写真を隔週で送っていて、
写真の表情が曇っている事に保護主さんも気にされているようでしたし、
私も切なかったです。
でも遊んでる姿ばかりではウソっぽくて
ダルそうにしている写真も送りました。
余談ついでに1月仕事を復帰した頃にFIPが発覚してしまい、
仕事を家でのばしのばし迷惑かけながら3月半ばまでやりましたが
自分のメンタルボッコボコで結局辞めます。
この脆さがこましゃんのメンタルにも響いていたのでしょうね・・・
う~ん、どうしても病気や自分の心境の話に転がっちゃうなぁ💦💦💦
続きます🐾
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