ご近所の餌やりさん

2018年7月4日(水) 330 / 0

犬の散歩中に先日見掛けた餌やりさん宅の子猫、気になって居たので餌やりさんに会えた時に、聞いてみました。

「この前白っぽい子猫見掛けましたけど？」
「今年3匹生まれたんだけど、2匹見掛けなくなって、今日会社の駐車場に着いたら子猫が車の下から、物凄い勢いで飛び出してきて『何でうちの猫がこんな所に居るの？』って思ったと」あっけらかんと話してくれました。

会社の駐車場で走り去った子猫は、多分、車のエンジンルームに潜り混んで居たのでしょう。生後2ケ月位の子猫、エンジンルームで死ななくて良かったけど、全く知らない場所で生き抜いていけるとは思えず、誰か優しい人に保護される事を祈るばかりです。

2年前にこのお宅で生まれた子猫を2匹保護して里親さん探しましたが、その子猫達は4匹の兄妹で、保護した時は既に2匹になって居ました。

カラスが多い地域で、餌やりさん宅にも良く集まって来て居ます。子猫の居ない時期は猫の食べ残した餌を目当てに来るのですが、小さな子猫の居る時期は子猫も目当てです。
家の前の道で車に轢かれる子猫も居て、産まれた子猫が全滅する事も…。
餌やりさんは「最近は産まれても育たない事が多くて」と言ってましたが、自宅の庭や車の止まって居る駐車場の脇で猫に餌をあげるから、子猫は車を怖がらなくて、自宅前の道で遊んで居て車に轢かれてる状態。

以前、餌やりさんは「飼ってる訳じゃ無いけど、野良猫が可哀想だから餌をあげてる」と言ってましたが、今回は走り去った子猫をうちの猫とはっきり言って居て、うちの猫って認識が有るなら飼ってるんじゃ無いのか？と呆れましたが…。

無責任な餌やりの典型です。
ご近所の認識は、庭で猫を飼って居る家。だから子猫が轢かれて死んで居れば、近所の人はそこの家に言う。餌やりさんは「子猫が轢かれてたと近所の人から言われるのよ、やーね」と言うけど、近所の人も毎年のように轢かれて死んだ子猫を見るのは嫌だと思う。

野良猫が可哀想で餌をあげてる事には一定の理解をしますが、避妊も去勢もして無いから、毎年子猫が産まれる。
「折角産まれて来ても数ヶ月しか生きられない子猫達は可哀想では無いの？」と聞いたら、餌やりさんは何て答えるんだろう。

今年65歳の独身の女性、数年前にお母さんは施設に入って居て、現在一人暮らし。数年前に猫を1匹だけ避妊して家に入れて飼って居る。愛情を注いであげるのはその猫だけで良いのでは無いのかな…。

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