結局、お金です・・・・だけど・・・・

2018年8月30日(木) 710 / 10

私は自分でボランティアを名乗っていませんが、猫のことで相談を受けることがあります。
そして、場合によっては、捕獲のお手伝いなどするときもあります。

相談は大体が野良猫の避妊や去勢ですが、揉めやすいのは費用です。

最近は減りましたが、丸投げな感じの方もみえたり、ご飯はあげるけど、ご飯しか無理とか・・・
気持ちはあっても、費用が出せない方もみえたりします。

近所にもご飯をあげてる家がありますが、飼い猫ではない、オスの野良猫だから増える心配もないと、ご飯だけあげ続けている家があります。
たしかに、オスはずっと増えませんから、メスより問題視されにくいです。
その家が必要性を感じなければ、去勢はしないでしょう。

今までの経験からいうと、お金持ち、生活保護を受けているなど、生活環境が色々な餌やりさんがいますが、野良猫に対してお金をだしてくれる方は後者のようなタイプの方でした。
お金に余裕があるからバンバンお金を出してくれるわけではないです。

稲荷たちも稲荷たちが寝床にしていたアパートの女性の方が、友人の猫たちの手術がしたいから捕獲していきますと言う気持ちに答えてくれるように、少ないけど・・・と5千円下さったようです。
現実的には5千円では全然足りません。
でも、きっと何か使う宛のあった5千円です。とても気持ちの込もったお金を頂きました。

猫に何かしたい・・・と思うとき、お金がなければなにもできません。
そして、飼い主がいない場合、誰が万単位のお金を出すのか？
誰も出さなければ、現実は変わらず子猫がどんどん増えます。
誰かが出す・・・ではその出す人がいつまでも負担するのも無理があります。

ご飯をあたえるなら、増えない努力を求められます。
ボランティアであろうが、個人であろうが、増やさない努力は必要です。

ちなみに、稲荷やまきちゃん、そして子猫の健康診断など費用は友人と私で出し合っています。
頂いた5千円も有り難く使わせて頂きました。
気持ちだけでは責任は取れないので、なにか問題がおきたときにはお金がないから何もできないとならないようにしたいと思っています。

70 ぺったん