今回は初めての試みで骨格をワイヤで作って自立するタイプにしてみました。
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アルミワイヤをねじねじして。
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猫の骨格標本の図を見ながら骨格を作る。
あらかじめ作ってある顔の大きさとのバランスを取るのが結構大変。
こうしてみるとなかなかシュールな図だわ……w
ちなみにワイヤーそのままだと綿が刺しつけられないので、毛糸をぐるぐる巻いてあります。
最初はリアル系フェルトドールの教本を見ながら作ってましたが、結局教本通りには絶対うまくいかない。
あれ?本ではこうなのになんでうまくいかない?
別物になっちゃう!!と焦りまくり。
教本では「骨格を理解しよう」と書いてはあるけど、その方法までは書いてないんですよね……。
ということで、骨格標本を見て研究することに。
これが意外に複雑。でも面白い。
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胴体と後ろ足に肉付けしてみる。
これはだいぶ試行錯誤した後。
最初は上の写真の状態のままで肉付け始めましたが、ある程度肉付けが進むと、なんだか謎の生き物に。
そりゃさ、私は謎の物体マスターですよ?w
謎の物体は目をつぶってても作れますよ?(自慢してどうする)
肉付けしながら形を変える。
足りないところは増やし、多いところはむしって削るの繰り返し。
で、わかったことは。
猫の体ってうまくできてるんだなあと……。
ありえない体勢で寝たりできるのって、この骨格だからこそなんだなあと、ワイヤをねじねじしながら思いを馳せてましたw
うん。猫すごい!本当にすごい!
まだ前足ができてないので、まだ決定じゃないけどだいぶ形になってきた。
後ろ姿などはうまくできてきた感じ。
ここに毛を植えると、もっとそれらしくなるんだろうな。
完成形が見えてくるとなんか頑張れますねー。
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顔を載せてみた。(固定してなくて、ちょっと手で押さえてあるだけなので、変な感じ)
ワイヤで骨格を作ると、ある程度可動が可能になるので、後からポーズを変えられるのはいい感じです。
骨格標本図はネットにもあるし、本屋で専門書も売ってるので、いろんな角度を理解するためにもリアル系の動物をフェルトで作る人は一冊買っておいて損はないかなと思います。
最終的な出来上がりは20センチ前後の大きさ。結構大きなものになる感じ。
このペースでいけば10月頃までには完成できるといいんだけど。(だがきっと植毛で死ぬな……www)
今回は骨格標本図以外にもこの方にも多大なご協力をいただきましたw
この上から見た美雨様は後ろ姿を作る時かなり参考になったんだよねー。
女の子はやっぱり男の子よりお尻大き目だなーって改めて気づく。(長吉の同じアングルの写真とも比べた結果)
美雨様もお手伝いありがとね
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美雨「モデルりょうはチュールがいいです」
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