うにくるの信州蕎麦の旅26　幻の蕎麦　時香忘　後編

2018年12月31日(月) 196 / 2

うに　前回から引き続き、
　　　『時香忘』さんへ、きてるにゃー♪

くる　キシャーーー！！

うに　きたにゃ♪

　　　『焼き蕎麦がき』

くる　ドングリーーー！！
　　　マツボックリーーー！！
　　　そばガッキーーー！！

うに　フォルムがすごいにゃ💧

　　　海苔で巻いて、お醤油をつけて、
　　　食べるんだにゃあ♪

くる　チャム………チャム………。

うに　いろんなお店で、そばがき
　　　食べてるけど、時香忘さんのは、
　　　他と比べると、かなり硬くて、
　　　歯ごたえあるにゃあ。

　　　焼いてあるから、香ばしいにゃ♪
　　　海苔に巻いて食べるのも楽しいにゃ♪

　　　でも、思ったより、蕎麦の風味を
　　　感じないにゃ💧

　　　もう少し、蕎麦を感じたいにゃあ。

くる　キャアーーー♪♪

うに　くるくるの
　　　『イカスミ蕎麦』だにゃー♪

　　　こんなの、初めてみるにゃー❗

　　　地元木曽産の玄蕎麦を手挽きと全く
　　　同じ方法で挽いて、おやまぼくちの
　　　葉脈0.15%でつないで、
　　　１時間かけて捏ね上げる、

　　　『極粗挽き寒ざらし熟成そば』

　　　その蕎麦をイカスミであえたものだにゃ♪
　　　
　　　練り込んだんじゃなくて、
　　　あえたんだにゃ♪
　　　イカスミパスタのお蕎麦みたいかにゃ？

　　　添えてある、大根おろし、ワサビ、
　　　ツマ切り大根とあえて食べるにゃ♪

くる　チャム………チャム………、

　　　ポトッ↓ポトッ↓………。

うに　小さく切った、イカが入ってる
　　　のかにゃ？

　　　生イカが嫌いな、くるくるが
　　　イカを避けてるにゃ💧

　　　しょうがにゃい💧
　　　ワタシが食べるにゃ。

　　　イカの塩辛みたいな味だにゃ♪
　　　ワタシは塩辛、好きだにゃあ♪

くる　……………………♪

うに　ワタシのお蕎麦もきたにゃー♪

　　　１日10食限定、毎日は打ってない、
　　　お蕎麦だにゃー♪

　　　『夜明け蕎麦』

くる　ナンジャコリャーーー！！

うに　すごいにゃ💧

　　　こんなお蕎麦、みたことないにゃ❗
　　　
　　　白と黒、、、、

　　　２層になってるにゃーーー❗

くる　ピギーーー！！

うに　長野県出身の作家、島崎藤村の
　　　『夜明け前』でも知られる木曽路。

　　　平成18年に権兵衛トンネルが開通して、
　　　木曽と伊那が繋がって、
　　　木曽の夜明け、ともいわれたにゃ。

　　　それを記念して始めた蕎麦らしいにゃ。

　　　闇夜の黒を、極粗引き田舎蕎麦で、
　　　夜明けの白を、更級蕎麦で
　　　表現してるにゃ。

　　　ふたつの蕎麦は、つなぎ0.12%の
　　　葉脈を使って、打ち上げているらしいにゃ。

　　　素人にはわかんにゃいけど、
　　　見ただけでも、凄い蕎麦だということは
　　　わかるにゃー♪

くる　ウキウッキーーー！！

うに　つるつる、しっとりしてて、
　　　美味しいにゃあ♪

　　　つゆも、お蕎麦も
　　　美味しいんだけど、、、

　　　見た目ほどのインパクトは
　　　ないにゃあ💧

　　　そこまで求めたら、
　　　贅沢なのかにゃ？

くる　飽キャーーー！！

うに　くるくる💧
　　　イカスミ蕎麦が飽きたのかにゃ💧

　　　しょうがにゃい💧
　　　ワタシの夜明け蕎麦と交換するにゃ。

くる　ツユ、美味ミャーーー！！

うに　うにゃ♪
　　　時香忘さんのつゆは
　　　美味しいにゃあ♪

　　　くるくるのイカスミ蕎麦は、、
　　　美味しいんだけど、
　　　磯の香りが強くて、お蕎麦の
　　　味がよくわかんにゃいにゃあ。

　　　ツマ切り大根や、おろし大根を
　　　あえて食べると、もっと、
　　　美味しくなるけど、、

　　　さらにお蕎麦を感じなくなって
　　　しまうにゃ💧

　　　くるくるが飽きるのも、
　　　わかる気がするにゃ。

　　　少し、残念だにゃあ。

くる　キシャーーー！！

うに　蕎麦湯がきたにゃ…………❗

うに　蕎麦湯って、、、
　　　お蕎麦のゆで汁、、のはず？
　　　だにゃ？

くる　ラジャーーー！！

うに　時香忘さんのは、、、明らかに、
　　　違うにゃ❗

　　　甘酒や、ポタージュより
　　　トロトロだにゃー♪♪

くる　トトローーー！！

うに　こんな蕎麦湯は、初めてにゃ💧

　　　一品料理として、だしても
　　　いいにゃ❗

くる　ザーリ……ザーリ………。

うに　くるくるがおもむろにワサビを、
　　　擦りはじめたにゃ💧

　　　はにゃ♪
　　　蕎麦湯に入れるにゃ♪

　　　確かに、この蕎麦湯は、
　　　ワサビとツユを入れて、
　　　じっくり楽しみたいにゃー♪

くる　ピチャ……ピチャ💦

うに　美味しかったにゃ♪

　　　時香忘さんには、『野点』(のだて)
　　　という、実のまま打つという
　　　とんでもないお蕎麦もあるにゃ💧

　　　でも、『野点』は、予約限定だにゃ💧

　　　また、来るしかないにゃ❗

くる　ピギーーー！！

うに　総括すると、、、

　　　ここのお蕎麦は高いにゃ💧

　　　長いエントランスを歩いて、
　　　お店に向かうワクワク、

　　　ここでしか食べられない
　　　斬新なお蕎麦、

　　　ご主人のそば打ちの
　　　技術、努力、情熱、

　　　すべてあわせて、
　　　値段相応だと思うにゃ♪

　　　でも、もっともっと、
　　　美味しかったらよかったのににゃあ、

　　　と、思ってしまうにゃ。

　　　もっと感動したかったにゃ。

　　　ここは、いいお蕎麦屋さんだにゃ。

　　　だから、もっと期待してしまうにゃ💧

　　　ワガママにゃけど、値段以上の
　　　感動がほしいんだにゃー❗

　　　次は、『野点』を食べにきたいにゃ❗

　　　そして、ご主人には、また、いろんな、
　　　ここでしか食べられにゃい蕎麦を
　　　打ち続けてほしいにゃー♪♪

くる　キシャーーー！！

うにうに、くるくるの旅は、
まだまだ続く。

　　

　　

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