★アナログ捜索（チラシ配布やポスター貼り）を重視する理由は
日本が世界一の超高齢化社会で周り近所は高齢者ばかり、
ネット環境には程遠い方が多いからです。
スマホがあっても老眼で小さい字が見えません。
でも、家にいる時間が長い高齢者がアナログ捜索の
目撃情報（電話１本）を一番多く提供してくれます。
下記はアナログ捜索（チラシ配布やポスター貼り）を
しなかった悲劇例です。
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自宅から脱走して、すぐ隣のアパート住人が
脱走した飼い猫を保護したのですが、
アパート住人はネット環境がありませんでした。
飼い主さんは、一生懸命、自宅で
ネット捜索（複数の迷子掲示板、ツイッター、ＦＢ）をしましたが
アナログ捜索（チラシ配布やポスター貼り）は全くしませんでした。
すぐ隣に愛猫がいるのに。
チラシを配れば、すぐ解決したのに。
その状態で数年も経過してから、飼い主さんはやっと
真相を知ったそうですが、アパート住人は既に引っ越ししており、
愛猫は永久行方不明です。
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目次（概要）：
１．チラシ／ポスターの作り方
文字を少なくシンプルに。
⇒感情的にダラダラ長く書いても、他人は
自分には全く関係ないので読んでくれません。
それにチラシ／ポスターが見にくくなります。
チラシ／ポスターの連絡先は電話番号にしてください。
⇒猫の発見率が高い高齢５０歳以上の方は、２０２３年には
総人口の半数を超えてしまいました。
スマホがあってもメールやツイッターの連絡先では
老眼で小さい字が見えませんし、メールアドレスや
文章を打ち込むのも無理があります。
⇒電話番号公開に抵抗感がある方へ。
①「０５０ｐｌｕｓ」は月額３００円程度で
電話番号を作れるようです。
➡２０２３年に終了したそうです。
代替えを調べてください。
https://ktkm.net/050plus%E3%81%AE%E4%BB%A3%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9-%E4%BC%BC%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9/
②「ｌａｌａ」は月額１００円程度で電話番号を
作れるようですが、現在新規加入停止？のようです。
⇒電話番号公開に拒否反応を示す方がいる反面、
猫や犬は家族同然と思って、ネット掲示板や
チラシ／ポスターでも堂々と電話番号を
公開している方が少なくありません。
猫の写真は２枚程度に絞り込み。
⇒写真が多いと見た方は的が絞れないです。
⇒顔正面UP、体の横（しっぽの先端まで）の２枚推奨。
体の横の写真は、色や柄・しっぽがはっきりわかる写真です。
お腹と背中の写真はNG。
（理由）
猫を目撃した場合、顔と体の横しか見えません。
どんなに懐こい猫でも外の警戒する中では、
絶対にお腹を見せません。
お腹を見せる状態で目撃された場合は、
残念ながら亡くなっている状態です。
⇒黒猫同士は見分けができないので、黒猫はしっぽの特徴を強調すること。
(1)無料でチラシ／ポスターの自動作成（猫の写真付きＰＤＦファイル）が
できるネット迷子掲示板紹介。
ネットプリントサービスにも対応。
①ここのネコジルシ掲示板
2024年5月にリニューアル。
投稿内の「捜索ポスターを作成」クリックして作成。
リニューアル説明と作り方は下記参照。
https://www.neko-jirushi.com/maigo/page-maigo_pdf-1.html
②LOSTPET.JP掲示板
ユーザ登録・投稿なしで無料で自動作成してくれます。
迷子（脱走した飼い猫探し）だけでなく、
保護（他人の飼い猫を保護して飼い主さん探し）にも対応。
猫の写真を２枚まで載せられます。
https://lostpet.jp/
(2)格安の大量印刷会社紹介
デザインは上記無料作成のPDFファイルを
利用してください。
①ラクスル ※お勧め
https://raksul.com/
②キングプリンターズ
http://kingprinters.com/
③イロドリ
https://www.iro-dori.net/
●ラクスルの印刷費用
（2024年10月時点）
◆チラシ印刷 ※個人宅ポスティング、手渡し
1千枚A4カラー ￥5,218（税込） 1営業日出荷
2千枚A4カラー ￥6,887（税込） 1営業日出荷
5千枚A4カラー ￥13,103（税込） 1営業日出荷
⇒私個人としてはA5（A4の半分）を推奨。
理由は受け取った側が折り曲げたり、
邪魔で捨てられるのを防ぐためです。
A5のレイアウトは横に使うことも検討してください。
◆屋外用ポスター印刷（耐水）A4推奨
ラクスルはA3（A4の倍の大きさ）以上で
高価ですので、お勧めできません。
⇒自宅のプリンタでA4撥水紙（耐水）で
印刷すると安価です。
⇒プリンタが無い方はA4カラー（耐水）で
安価に印刷できる他の印刷会社を探してください。
２．チラシ配布／ポスター貼りの方法
チラシ／ポスター配布は脱走近所から配布し、
目撃情報がなければ徐々に範囲を広げ、
最大１キロ先または２キロ先まで広げてください。
⇒１００ｍ以内の飼い主さんが多いのですが、これでは狭すぎです。
⇒プロのペット探偵は数百メートル範囲内で千枚以上配布します。
過去に、ある飼い主さんは数キロ先まで８万枚配った例があります。
⇒（重要）基本的な配布方法は脱走場所を中心にして３６０°全方位です。
過去の実績で逃げた方角と反対方角で発見とか、
まさか！あっちには行かないだろうと思っている方角で
発見した例が意外と多いですので。
大きな道路や線路を渡った先もです。
東京では環七を渡った飼い猫を渡った先のチラシ／ポスター配布で
無事見つけた飼い主さんがいます。
具体的に配布するコツは、セブンイレブンの
「住宅地図プリントサービス」の地図を利用してください。
数百ｍ範囲の地図です。
https://www.zenrin.co.jp/j-print/index.html
※さらに配布範囲を広げる場合は、その都度、出力してください。
上記地図に脱走場所を中心にしてコンパスで、
５０ｍ・１００ｍ・１５０ｍ・２００ｍ・・・・
の円を描きます。
目撃情報が無ければ、徐々に円の範囲を広げながら
チラシ／ポスターを配布していきます。
可能な限り広げてください。
------- ★事情で自分で配布する時間がない方またはできない方へ ------
事情で自分でチラシ／ポスターの配布ができない場合は
下記を検討してください。
①ペット探偵について
大手の有名ペット探偵は日本全国出張してくれ、
大量（千枚以上）のチラシ／ポスターを作成して
配布もしてくれます。
また大手のペット探偵はチラシ／ポスターの連絡先名および
連絡先電話番号（０１２０・・・）は自社宛てですので、
飼い主さんの個人情報が一切表に出ません。
ペット禁止のマンション／アパート住まいの飼い主さんにもお勧め。
まともなペット探偵の選別や信頼できるペット探偵に依頼したい場合は
下記を参考にしてください。
成功報酬型ペット探偵は要注意！
テレビ出演しているから信頼できるとは限りません！
※下記の四角の線内に囲まれた青い字のタイトルをクリックしてください。
②便利屋さんについて
地元の信頼できる便利屋さんに配布してもらうことが可能です。
ただし、わからないと思って手抜き（一部しか配布してない）をする
便利屋がいますので注意してください。
ある飼い主さんは抜き打ちで配布場所をチェックして
配布してないのでお金を返金させた実例もあります。
便利屋さんにもセブンイレブンの「住宅地図プリントサービス」の
地図に配布した場所をマーキングさせてください。
チラシ配布とポスター貼りはマーキングの色を変えて識別。
抜き打ちチェックできます。
https://www.zenrin.co.jp/j-print/index.html
③印刷会社「ラクスル」のチラシのポスティングサービス
全国地図の区域を指定して遠隔ポスティング依頼ができます。
遠方旅行先で脱走した場合などに便利です。
例えば、東京自宅から北海道や九州の地図指定区域へ
チラシのポスティング依頼ができます。
チラシの原本デザインは、上記で無料作成したチラシ／ポスターの
ＰＤＦファイルを利用してください。
（注）外のポスター貼り、公的機関（警察・保健所・役所など）へは
対応してませんので、ポスター貼り、
重要な場所へのチラシ配布（動物病院など）、
公的機関への迷子届けは、飼い主さん自身で
行ってください。
⇒遠方の公的機関や動物病院には、メールに
チラシ／ポスターのＰＤＦファイルを添付して送ってください。
送ったら必ず相手が受領した確認の返信をもらってください。
https://raksul.com/
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（重要）【配布方法についての考察】
●チラシ配布方法
①各個人宅へのチラシのポスティング
②犬を散歩中の方、散歩中の方へのチラシ手渡し
⇒意外と犬を散歩させている方の発見率が高いです。
●ポスター貼り方法
ポスター貼りは許可が必要ですが
少ない枚数の配布でも捜索範囲が数キロ先まで広がります。
①スーパー、コンビニ
⇒店長に許可申請
⇒信頼できるペット探偵の情報では
７，８割程度のスーパーで許可が出るそうで、
悲壮感あふれる演技が必要とのことです。
②動物病院（動物病院は協力的）
③町のあちこちに立っている市または町内会管理の掲示板
④道路に面した個人宅塀
⑤公立の小中学校（校内昇降口付近：生徒閲覧用）
⇒校長または教頭に許可申請
⇒多くの動物好きの生徒さんが協力してくれ、
親を通して目撃情報を連絡してくれます。
●私個人の考えなのですが、各家庭へのチラシの
ポスティングより要所要所の屋外のポスター貼りの方が
枚数も少なく、広範囲に対応できるメリットが
あると思います。
ただ、ポスター貼りは許可を得て貼りますので、
相手により断られるデメリットがあります。
⇒脱走直後は近所に潜んでいる可能性が高いので、
早急に近所に集中的にチラシをポスティングしてください。
チラシ配布は許可を得る必要がないのでスピード対応できます。
例えば、スーパー・コンビニ・動物病院・市または町内会管理掲示板に
貼ったポスター１枚で遠近の地域の多くの方に知らせることができます。
（補足）市または町内会管理掲示板とは、町のあちこちに
立っている掲示板です。
公園前に立っている掲示板に貼ると効果的です。
⇒スーパーのポスター貼りの実例ですが、
自宅から５キロ離れた保護した方が
買い物に来たスーパーのポスターを見て飼い主さんに
連絡してきたそうです。
⇒スーパーやコンビニで断られた場合は、道路に面した
個人宅の塀などにポスターを貼らせてもらうように交渉してください。
⇒動物病院は協力的ですので、ほとんどOKの許可がでます。
ただし、１か月で剥がされます。
稀に自分の病院患者のみ許可する料簡の狭い獣医師がいますが。
迷い猫を保護された方は、たいがい猫好きで自分でも
猫や犬を飼っていて、かかりつけの動物病院があります。
動物病院のポスターで無事見つかった例も多いです。
●チラシ配布とポスター貼りの効果的な配布方法
私は個人や個人宅に配布する大量のチラシ配布をミクロ捜索、
屋外のポスター貼り（スーパー・コンビニ・動物病院・
市又は町内会管理の掲示板・道路に面した個人宅塀）を
マクロ捜索と名付けています。
チラシ配布・・・・ ミクロ捜索
◆メリット ⇒許可不要で一方的に配布でき密に効果
◆デメリット⇒配布枚数が多く効果の範囲が狭い
◆用紙サイズ⇒A5（A4の半分）の普通紙を推奨。
受け取った側が折りたたまなくてよいのと、
邪魔で捨てられるのを防ぐ効果がある。
ポスター貼り・・・ マクロ捜索
◆メリット ⇒枚数が少なく広範囲に効果
◆デメリット⇒許可を得て貼るので断られる場合がある
◆用紙サイズ⇒雨に濡れても大丈夫な撥水または耐水タイプのA4を推奨。
捜索は、脱走直後は近所周辺に集中的にミクロ捜索を行い、
以後は脱走場所を広く囲むようなマクロ捜索を行い、
目撃情報または居そうな場所を密に集中的に行うミクロ捜索が
効果的と思っています。
ただし、地方など民家が少ない地域では、脱走場所から
１キロ先または２キロ先まで全てミクロ捜索で行っても
よいと思います。ミクロ捜索は許可を得る必要がありませんので。
下記は配布手順です。
（１）脱走直後は近所に潜んでいる可能性が高いので
近所を集中的にミクロ捜索する。
⇒高層マンション／高層アパートの多くの住人に
チラシをポスティングするのは大変で、
ためらう方がいますが、郵便ポストは１階に
まとめてありますので、ただ機械的に入れていくだけです。
プロのペット探偵も１階の郵便ポストに入れていきます。
（２）上記（１）で目撃情報が無い場合は、脱走場所を中心に
地図にコンパスで（半径５０ｍ～１００ｍ）円を描きます。
そして円の要所要所（猫の居そうな場所）にマクロ捜索を行う。
それでも目撃情報が無い場合はコンパスで円を広げ
マクロ捜索を行い、最大１キロ先または２キロ先まで広げる。
（注）マクロ捜索が困難（ポスター貼りの許可がとれない）の場合は
ミクロ捜索でもいいです。
（３）上記（２）のマクロ捜索で有力な目撃情報があった場合は、
目撃情報付近の区画の個人宅に集中的にミクロ捜索する。
ミクロ捜索は個人宅だけでなく、犬を散歩させている方にも
チラシを渡してください。
毎日犬の散歩で周りの景色を観察していますので、
見慣れない猫を識別でき、意外と犬を散歩させている方の
有力目撃情報が多いです。
マクロ捜索でも犬を散歩させている方を見つけたら、
必ずチラシを渡してください。
⇒犬の散歩時間帯は早朝または朝と夕方が多いです。
この時間帯は公園で野良ちゃんに餌やりしている方もいます。
●地方での脱走（特に出先の遠方での脱走）では、
必ず脱走場所付近の町役場や村役場の方たちに
チラシを配布してください。
親身になって捜索に協力してくれる場合があり、
実際に捜索して保護してくれた実例があります。
それと地元の猫愛護団体や猫ボランティアさんに
メールでチラシのPDFファイルを送って捜索の協力を
お願いしてください。
猫愛護団体や猫ボランティアさんたちは日頃から
TNR活動（野良の避妊や去勢）をしており、
地元で多くの猫を見ていますので、
見かけない猫（脱走した飼い猫）も発見できます。
●猫が無事見つかりましたら、全てのポスターは
綺麗に剥がしてください。義務です。
３．その他
印刷会社の紹介やポスター貼りの雨除け対策などです。
チラシ配布は、けっこうな枚数を必要とします。
自分でプリンタ印刷するとインク代のコストが高く、
印刷会社に発注したほうが安上がりです。
雨をはじくコーティング仕上げもしてくれます。
【チラシ／ポスターの作り方および配布方法の詳細】
==========================
１．チラシ／ポスターの作り方
基本的な説明は前述の
「目次（概要）： １．チラシ／ポスターの作り方」を参考にしてください。
具体的なサンプル例を紹介します。
※クリックすると拡大できます。
上記サンプルは、ある飼い主さんが作成した実物を
参考にいただいたものです。
チラシ配布用ですのでA5版の横です。
タイトルが猫の特徴を的確に表現した
「長毛の猫さがしています」で、
配ったら２時間で有力目撃情報の連絡を受け
無事保護したとのことです。
チラシ配布後、たった２時間で解決したので、
飼い主さんはあっけに取られたそうです。
それまで何日も自分１人で朝から深夜まで
寝ずに捜索していたのに．．．．
チラシ／ポスターの効果の凄さを実感したそうです。
※実際の連絡先の携帯電話番号は画像を
加工して伏せています。
携帯電話番号以外は実物です。
※しっぽに大きな特徴がある場合は、例えば
「しっぽが極端に短い猫をさがしています」とか。
２．チラシ／ポスターの配布方法
●＜ポスター貼り方法＞
あらかじめ許可を得る必要がありますが、
少ない枚数の配布でも捜索範囲が数キロ先まで広がります。
（１）電柱へのポスター貼り（ヘビー級の発見率です！）
電柱ポスターの効果的な場所は、ゴミ集積所近くの電柱です。
近所の方が必ずゴミを捨てに来ますので。
無断の電柱ポスター貼りは違法行為なのですが、
直接迷惑になる方が、いるのでしょうか？
⇒近所でよく見かけるのですが、新築の家の売り物件の宣伝で
業者が付近の電柱にポスターを貼りまくっています。
道路標識のポールにも「こっちだ」という矢印のポスターを
貼り付けています。
物件が売れれば、すぐポスターは剥がしています。
猫の捜索でも無事見つかったら、すぐ全てのポスターを
剥がすことが大事です。
しかし、昔は現行犯でなければ警察に摘発されなく、
摘発されても業者（ペット探偵も）に対しては厳しいのですが
一般の方は知らなかったのでと素直に謝罪すれば、
お咎めなしのようでした。
ですが現在は、特に大都市などで警察の取り締まりが厳しく
現行犯でなくても一般の方でも摘発され、
厳しくなっている地域があるようです。
ペット探偵も数年前まで無断の電柱ポスター貼りを
していましたが、現在は行わないようです。
大都市でなければ、そして一般の方なら、
摘発されても素直に謝罪すれば、お咎めなし？が
あるかもしれませんが、この判断は飼い主さんの
自己責任で行ってください。
⇒私の近所の飼い主さん（複数）は無断の電柱ポスター貼りを行い、
電柱管理しているNTTからクレームがきたそうですが、
ポスターを剥がして別の電柱に貼っていました。
愛猫は家族同然ですので、飼い主さんの強い意気込みを
感じました。
クレームや摘発された場合、愛猫が見つかれば、
必ず剥すという交渉もしてみては、いかがでしょうか。
⇒実施される場合は、ポスター最下段に小さく目立つ字で
「見つかりましたら必ず剥がしますので、しばらくのご協力を。」
と書いておくと理解を得られるかもしれません。
下記は２か月半ぶりに電柱ポスターで２㎞先の愛猫を
発見した実例です。
※下記の四角の線内に囲まれた青い字のタイトルを
クリックしてください。
以降も同様です。
（２）道路に面した個人宅の塀にポスター貼り
上記（１）を躊躇する方にお勧めです。
（３）スーパーやコンビニへのポスター貼り
断られる場合もありますが、ペット探偵さんの話では
７割、８割程度が許可してくれるそうです。
飼い主さん個人がスーパーなどにポスターを貼らせて
もらって愛猫を無事見つけている例も多いです。
遠方の方も買い物に来ますので、遠方に
チラシ／ポスターを配った効果があります。
（４）動物病院にポスター貼り
動物病院はペットを扱っていますので、
１００％許可してくれますし、飼い主さんに協力的です。
（注）動物病院のポスター貼りですが、1か月後には
飼い主さんに知らせることなく、
剥がされますので注意してください。
自宅から７キロも離れた公園にいた愛猫を
無事保護した実例がありますが、動物病院のポスターを
見た方が目撃情報の連絡をしてくれたそうです。
（５）市または町内会掲示板にポスター貼り
住宅街のあちこちに立っている掲示板です。
公園の前にも立っています。
以前、鳥の捜索のポスターを見たことがあります。
連絡先記載がなく、ガラス張りでない掲示板には、
ペット探偵は無断で貼ってしまうことがあるようです。
無断で貼る場合は、これも飼い主さんの自己責任で
行ってください。
●＜チラシの配布方法＞
（１）個人宅への配布
（２）道端で雑談中の奥様方に配布
（３）散歩中の方へ配布
（４）犬を散歩中の方へ配布
犬を散歩中の方が猫の目撃情報を知らせてくれることが
多いようです。
ゆっくり歩いて犬を散歩させているので、犬の飼い主さんが
周りの景色を観察する機会が多いようです。
最近では、見かけない猫がいたので知らせたという例も
ありました。
（５）野良ちゃんに餌やりしている方へ配布
猫好きなので、協力的です。
朝や夕方に公園で餌やりしていることが多いです。
（６）小学校や中学校生徒さんに配布
動物好きの子が多いので、チラシを渡すと
一生懸命に探してくれます。
（７）地元の猫愛護団体や猫ボランティアさんのHPに
自動作成したチラシのPDFファイルをメール送付して
捜索の協力をお願いする。
日頃からTNR活動（野良の避妊や去勢）をして
地元で多くの猫を見ていますので、
見かけない猫（脱走した飼い猫）も発見できます。
⇒見慣れない猫を保護した場合、ネット迷子掲示板で
飼い主さんが見つからない時は、
すぐ里親探しをする場合がありますので注意してください。
（８）地方では脱走場所付近の役場の方に配布
役場の方が親身になってくれ、役場の方も
捜索に協力してくれることがあります。
遠方の出先の脱走で効果があります。
下記は自宅から車で８時間の遠方で脱走した愛猫を
無事保護した例です。
下記（例１０）を参照。
（９）その他
ある飼い主さんは午後２時から洗濯物を
取り込む時、庭やベランダにでてくるので、
飼い猫を捜してますと声をかけてチラシを渡したそうです。
この飼い主さんはチラシ配布した目撃者からの連絡で
自宅から５００ｍ先の公園にいた愛猫を無事保護したそうです。
上記の飼い主さんのように奥様方に話しかけてチラシを
渡すやり方は、抵抗感なく遠方まで配布できるかと思います。
●＜新聞折込チラシ＞
最近はネットの普及で新聞を契約している方が減少しています。
ただ、超高齢化社会ですので、ご高齢の方は、
新聞を読んでいる方が、まだまだ多いようです？
下記は２０２０年年初に新聞折込チラシで見つけた例です。
下記（例７２）を参照。
３．その他
（１）ポスター貼りの雨除け対策
１００円ショップなどの透明OPP袋にポスターを入れます。
レーザープリンタ専用の印刷用紙ですが、耐水紙があります。
（２）チラシ配布や電柱ポスター貼りに抵抗感がある方は、
地元の信頼できる「便利屋」さんに頼む方法もあります。
⇒最近ですが、我が家に便利屋さんがチラシを持って宣伝に来ました。
犬の散歩・植木の手入れ・エアコンサービス・
引っ越し手伝い・家の修繕・ペンキ塗り・障子の張り替え・
防犯カメラ取付・トイレ掃除・草むしりなど何でもやるそうです。
（注）便利屋さんに騙された（どうせわからないと思って
一部地域しか配布していない）
飼い主さんがいますので、注意してください。
配布場所を抜き打ちでチェックしてください。
（３）チラシ／ポスター配布は、目撃情報がなければ、
徐々に範囲を広げてください。
出入り自由の２０歳近い老猫が、
毎日片道１キロ先を散歩していて、
１キロ先の会社倉庫で動かない老猫を
社員の方が保護した例もありました。
⇒保護した社員の方が警察に問い合わせたところ、
飼い主さんから迷子届けが出ていたので、
無事飼い主さんの元へ戻ったそうです。
飼い主さんは老猫が毎日１キロ先の会社倉庫に
散歩していることを知らなかったそうで、
完全室内飼いにしたそうです。
⇒飼い主さんの警察と保健所への迷子届けは
非常に重要です。
まさか、あっちには行かないだろうと思っている
方向にも実施してください。
飼い主さんが想定していない反対方向で
見つかった例が少なくありません。
（４）剥がされにくいポスターの貼り方
ポスターの端の４辺を幅の広いセロテープで
覆って貼ってしまいます。
ポスターの端を爪で剥がそうとしても
セロテープで覆われているので、なかなか
剥がせません。
（５）チラシ／ポスターの連絡先は電話番号（携帯）に
してください。
メールアドレスでは、ご高齢者やネットが苦手の方は
連絡できませんので。
（６）猫の特徴をチラシ／ポスターに反映してください。
キジトラ系、サバトラ系、茶トラ系、黒猫は
野良ちゃんに多く、他の猫と判別が難しいです。
チラシ／ポスターを見た方の目撃情報の誤報を最小限に
するためにも特徴を伝えることは大事です。
黒猫は全身真っ黒で、他の黒猫と判別困難ですので、
しっぽ（長い／短い、太い／細い、普通／鍵しっぽ）
を強調してください。
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