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最初は里親様募集で始めたネコジルシ。
まだ始めて間も無いので、つい日記が進んでしまいます。
今回はかなり古い思い出話。
もう随分前、十年以上前でしょうか?
庭にフン。
あっ、また!……地雷注意報発令
それ以来、庭を観察していると、元野良でちゃっかりお隣さんちにお世話になっているランちゃんが悠々と歩いている……。う〜ん。あの子か?
当時、我が家は犬(室内犬)を亡くし、当分……というより動物はもういいかなぁ……という気持ちでしたね。
(特に、主にはよく懐いていました。)
「お父さんにとってリナ(犬の名前)はジェフの犬だね」って言ったら、「何それ?」と……。
赤毛のアンシリーズに出てくるジェフの犬のお話。
随分と前に読んだので、たどたどしく喋っていると、ため方が良かったのか鼻をすすって聞いていました。
要約すると、戦争に行ったジェフを何年も駅で待ち続ける犬の話。
ご飯も殆ど食べずにどんどんと痩せ細って……、毎日毎日、駅で待ち続け……。
今日も帰って来ない……。
数年後にやっと戦争が終わり、しばらくして田舎町の駅に男の人が降ります。
見た目も髭や髪の毛など汚れていて、洋服もまた然り。
みんな誰だろうと、訝しんでいます。こんな田舎に何の用だろう。
いつも死んだように寝ている老犬が、急に顔を上げて嬉しそうに駆け出していく……。
うろ覚えですが、そんな話だった気がします。(ちょっとハチ公みたいですね。)
主にとってリナはジェフの犬と同じ。一生に1匹、決して忘れられない犬。犬にとって唯一の主人。
後半はボケて、車の音も間違えて玄関にお出迎え、お父さんじゃないよ、と声をかけると残念そうに戻っていました。(私が違うよ、お父さんじゃないよ、と確認するまで待っています。)
コムタンスープの骨が大好きで、大事そうに咥えてアッチコッチ。
向こうの方に持って行けばいいのに、わざわざ近くに持ってきて、う〜、う〜と齧りながら唸っていました。
時々オヤツを隠した場所を忘れて、カピカピのオヤツがソファーカバーの隙間にあったりと………。
お散歩に行っても、ショートカット。(誰の為のお散歩?)
食べるのが大好きな、食いしん坊な犬でしたね。(当然、ぽっちゃり体型)
話を戻しますね。
お隣の奥様がランちゃんと呼んでいるのを聞きましたので、名前はランちゃん。
にゃおん……なあにランちゃん……にゃおん……なあにランちゃんと、このやり取りが結構続くのです。
私は草むしりしながら、このやり取りを聞きながら、ご飯じゃないの!と心で思いつつ……。
ある時、主が何かの用事でランちゃんちに……(主とランちゃんちの主は同級生)
「うちの猫は楽だよ。家でしないんだよ。」
そりゃそうでしょう!うちの庭でしてるんだから!とその話を聞いて思いましたね。
(その後、決定的瞬間も見ましたし……。)
何か言うわけでもなく、しょうがないな〜と思いつつフン掃除……。
数年過ぎてランちゃんも亡くなりました。
奥様はペットロスでかなり落ち込んでいたそうです。
ランちゃんがいなくなってから、フンが多くなった気が……。
(というより、ここ数年でだいぶ空き家が増えましたので、猫が住み着き易くなったみたいです。)
何気に他の猫を追っ払っていたのかしら?
そういえば、悠然と歩いていたな〜。
(ランちゃん、性別不詳です。半外飼いで、ひょっとしたら♂だったのかも????どっちだろう……謎です。)
なんか題名がフンフンフン!なのに犬の話にもなりましたね。(笑)
お写真、ないのも寂しいので、こむぎですが添付させて頂きます。
日常のあるあるネタですが、リナ(犬)の写真……探していると見つからない。
(息子にとっても思い出の犬、アルバム全部持って行ったかしら?)
追記
後日(昨日)、ゴルフコンペでランちゃんの主と我が家の主が一緒にプレイ。(同組かは不明)
その時に聞いてきてもらいました。
ランちゃん、雌猫で既に避妊済みだったそうです。
名前はランちゃんではなく、ニャンちゃん。
最後まで、威嚇やら何やら?でご主人、抱っこは出来なかったそうです。
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