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すずがうちの子になって、2週間。毎日、頻回に点眼してる。昨日、セカンドオピニオンで、眼科に行った。すずは、キャリーバッグが嫌だね(^^;;これに入ると、なんだか、怖い事が起こる気がする。そんな感じ。眼科の先生、悪気がないのはわかるけど、ちょっと大柄な男の先生、やたら声がデカイ(^^;;
ほら〜、すずが怖がってるよお😹
こわい、こわい。
あんまり、よいお話はなかった、すずの目。
そっか・・・でも、大丈夫だよ、すず。
すずは、今は、まだ、チビだけど、よく食べるし、元気だし、目がダメでも、ぜったい、おっきくなれるよ(^^)
だってね、先住猫のカイ、うちに来た頃ガリガリで、手足が長くて、真っ黒で、蜘蛛みたいだったの。
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カイ、3才の男の子。6.5キロ(^^;;ちょっと、重たいね(^^;;
デブってわけではないの、全体が大きい猫。ま、多少、家猫だから、お腹周りは独特な貫禄はあるけどね😺真っ黒な座った後ろ姿は、ペンギンみたい(^^;;
先住猫のみわがきてから、2年後、5匹の穏やかな暮らしの中に異変が起きたの。春先、うちのベランダに、お腹の大きな野良ちゃんが、来て、そっか、お腹に赤ちゃんいるんだね、お腹空いてるの?って、本当は、いけないと思うけど、ご飯をあげたら、むしゃむしゃ、凄い勢いで食べて、ぴょんぴょんってベランダ乗り越えて行っちゃって。その日から、毎日、やって来るようになって、でも、ぜったいに触らせてくれない、警戒心(^^;;そのうち、お腹がペチャンコになって、どこかで、仔猫の子育てが始まったの。梅雨の時期に、仔猫は、近所に、出てきて、1、2、3匹。キジトラと、サビと、黒。まだ、その頃は、猫ジルシを知らなくて、保護して譲渡するなんて、考えてもなかった。
私は、仔猫が、ベランダに飛びうつれるように、絨毯を丸めて、ハシゴをかけると、母猫は、3匹を連れて、毎日、ベランダにやってくるようになった。3匹は、お腹いっぱいご飯を食べ、スリッパをボロボロにしながらあそんで、室外機の上で昼寝して、夕方には、母猫と寝床に帰っていく。それを、うちの子たちは、ガラス越し、ずーっと見て、こちら側とあちら側で、時折、ハイタッチしたりした。顔見知り、かな(^^;;
そんなある日、野良猫家族の子別れの儀式が始まった。母猫は、仔猫を威嚇し始め、近寄る仔猫たちに、パンチしたり、シャーシャー言って、姿を消して、同じ時間に来なくなった。仔猫は、戸惑い、困惑していたけど、3匹は、仲良く、母猫に教えられた、絨毯のハシゴを毎日、登り降りして、ご飯を食べにきてくれた。それでも、たまに、寂しくて、仔猫たちは、母猫を呼んだ。呼んでも来ない、あんなに優しかった、母さんが来ない。毎日、別々の時間に来ていた、仔猫が、2匹、来ない日が続いて、黒1匹になってしまった。黒は、ベランダの手すりに座って、ずーっと母猫を待っているようだった。寂しそう・・・
ある時、母猫がいつものように、ベランダでご飯を食べていて、そこへ、お腹をすかせた黒が、やってきて、もじもじしながら、母猫に擦り寄ると、物凄い威嚇の嵐。あ〜あ、黒は、自分の子供でしょ、もう少し、優しくしたら?
母猫は、足早に、ぴょーんって、ベランダや、塀を飛び越えて、行ってしまって、お腹の空いてる黒は、ご飯も食べたいけど、母猫の後を追いたい、だって、やっと会えたんだもん、母さん、待ってよ、僕だよ。
黒は、口一杯に一口頬張ると、口からボロボロ、ご飯をこぼしながら、ベランダのハシゴを登って、あー、塀に飛びつけない、まだ、黒はチビだったから、塀に届かなくて、あっちこっち回り道をして、やっとの思いで塀に登ったけど、もう、そこには、母さん居なかった。黒は、まだ、ご飯が口に残ってるのに、大きな声で鳴いていたの。お母さーん、おいてなかいでよーって、私には、聞こえたような気がして、しばらく、黒は鳴いてた。梅雨の雨に濡れた黒は、みすぼらしく小さくて、次にベランダに来た時に、あちら側から、こちら側の子になったの(^^;;
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カイ。『皆』と書いてカイ。1人にならないように、かな。
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カイは、好き嫌いなく、なんでも良く食べ、こんなに大きな立派な猫になった(^^;;塀の上で、叫んでいたあのチビとは思えないほど、たくましくなったけど、寂しがり屋。先住猫のたーちゃんの側に寝たい、どうしても(^^;;ちょっと、カイ、重たいでしょ(^^;;たーちゃんは、嫌がったりしない。だから、カイはたーちゃんに、会えて良かったね。カイの尻尾は、いつも、丸、になってるでしょ。なんか、不思議な尻尾。
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すずも、早く目をなおして、カイみたいに大っきく、は、ちょっと困るか(^^;;だって、猫用のキャリーバッグでは、対応出来ないから、犬用だしね(^^;;ん〜、ま、とにかく、沢山食べて、病気、やっつけようね。それとね、カイ。カイが、うちの子になってから、少しして、カイのお母さんが、セミを咥えて来てベランダに置いて行ったの。それっきり、カイのお母さんは、ベランダに、来なくなったけど、どうぞって、置いていったのかもね。
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