保護当初は猫風邪症状があって、飲み薬を飲ませ目薬をさしていたのですが、ふと足の裏を見たら、小さな肉球には無数の水疱ができていました。今年の夏は猛暑だったので、母猫について歩いていた子猫達は、焼けたアスファルトの道路を横断したり、コンクリートの駐車場を歩き回ったりしたのでしょう。
こんなに小さくても過酷な野良猫の生活を思い知らされました。
9月上旬から里親募集をしていて、最初は1匹ずつの募集に、兄弟猫と一緒にもらってくださる方優先と書いていましたが、応募してくださるのは、その子だけほしいというものばかり。良縁かもと思っても、兄弟を引き離すことができずにお断りすることになりました。
いつもくっついていて片時も離れない兄弟で、どちらか片方が見えなくなると、もう片方が不安そうな声で鳴いて呼んでいました。
離すことは私にはできないと思い、里親募集を1匹ずつから2匹一緒の募集に変更して待つことしばし。
素敵な里親さんが応募してくださいました。
なんと、プロのイラストレーターさん。それも猫のイラストレーターさんです。
譲渡時に自宅にお邪魔して、作品の載った雑誌を見せていただきました。とってもかわいい猫達がたくさん登場する雑誌です。
譲渡の翌日には、さっそく本屋に買いに走りました。
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里親さんに許可をもらったので、里親さんのイラストを1部分だけ載せますね。
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兄弟子猫は、我が家ではチビちゃんとかチビちゃん達とか呼ばれていましたが、今は里親さん宅で、茶トラ君は颯太(ふうた)、茶白君は爽太(そうた)という立派な名前をもらいました。
里親さんは在宅でお仕事をなさっているので、長いお留守番はありません。颯太君と爽太君は幸せだなあとつくずく思います。
里親さん、颯太君と爽太君を家族の1員として迎えてくださって、本当にありがとうございます。
写真や動画を送ってくださるので、様子がよくわかりますが、将来、里親さんの作品に颯太君と爽太君が登場するのを楽しみにしています。
息子さんの膝の上でくつろぐ爽太君
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熟睡颯太君
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颯太君と爽太君
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