全身麻酔をする度に視力が低下する猫の事書きます。
とにかく腫瘍が出来まくりの猫だったのです。
亡くなるまで全部で5個できたんですよ。
2個は切除したのですがあまり大きくならない腫瘍は良性だろうとそのままでした。
1個目の腫瘍は良性で『毛包上皮腫』というものでした。(犬には良くある腫瘍みたいですが猫は少ないみたいです)
腫瘍自体は良性だったのですが全身麻酔が体に合わなかったみたいです。
手術した日の夕方病院に行くと獣医さんからお話があるとの事…
瞳孔が全開で検査をしたら目が見えていない。
って。
面会に行くと私の声には反応しているんですが全く目が合わないんです。
とりあえず次の日にもう一度会いに行ったら少しは良くなっていて私の方に走ってはくるようにはなっていました。
その後退院して経過をみてはいましだか完全には瞳孔は戻らず明るい所でも3割ほどって感じでした。
それから数年後…
また、腫瘍が。
私はこの前の事があり怖く手術をする事ができず、でも腫瘍はどんどん大きくなり破裂し、それが塞がりまた大きくなり破裂し。
何回か繰り返していたら貧血になり獣医さんと相談して2回目の切除手術を。
やっぱり麻酔の影響で前より瞳孔が開いたまま。
6割って感じでした。
あっ今度は『角化基底細胞癌』って悪性でした。
2回目の手術のあとは視力だけじゃなく痴呆みたいな症状も出てきました。
何かをする時にグルグル回るとか。
最初は目が見えにくいからかな?
って思ったのですが何か他の行動をする前にグルグル回ってからみたいな感じでした。
その後今度は股関節を脱臼してまた、全身麻酔。
先天的に肩関節と片方の股関節悪くがそっちをかばって正常な方を。
猫って脱臼した時に内側だったか外側だったか忘れましたが骨がずれるとあまり痛くなく歩ける時があるので麻酔に耐えられない猫はそのままという時もあるそうです。
でもうちの猫は痛い方に骨がずれていたので全身麻酔で骨を元の場所に戻すだけの処置をしてもらいました。
体力がある健康な猫ならボルトで固定するみたいですが麻酔が合わない猫なので短時間での処置でした。
やっぱり、やっぱり視力低下も進み、痴呆の症状も進み…
獣医さんからは視神経とか脳の何かが悪く麻酔に反応しているのだろう。
と言われ詳しい検査は全身麻酔をするので私がしたくなく痴呆もトイレ、食事に影響が無かったので様子を見ようってなりました。
これは腫瘍が破裂したものです。
中はイチジクみたいでした。
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これは手術後
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今年きた
『ぼん、あられ』も下半身が不安定で『ぼん』は特に抱くと足が伸びきって私の肩に手ぬぐいをぶら下げているみたいになるのでこのコ達も不安です。
一応骨格のレントゲン検査とかはしたし、MRIって20万もするんで獣医さんから日常生活に問題ないなら無理に検査はしなくてもいいって言われています。
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