大阪のジージ様からの定型外郵便です。
何かな、何かな~、わくわくしながら再配の手続きを終わすと
10分もしないうちにピンポ~ン。
大好きなおかき、お歳暮の熨斗付きで送って下さいました。
うちはお客さんが多いので、缶のまま出すとみんな珍しがって喜んで食べてくれます。
早速、箱のテープを剥がそうとして、気づきました。
郵便局の再配、早くない?
配達の人、緑色の服着ていたよね?
これ、定形外で届く?
送り状は紛れもなく、クロネコさんでした。
この他にも何か送ってくれたのかな・・・
しばらくして郵便局の方が大きな封筒を届けてくれました。
封筒の宛名にはジージ様の手書きの文字が。
丁寧に鉛筆で補助線がセンター、右、左。
その中に堂々とした文字がきちんと並んでいます。
なんか、それだけでもウルウルしてしまいました。
中には写真集のような大相撲のカレンダーが入っていました。
来年の年号はどうなるのかな、なんて来年この力士たちと過ごせるのが楽しみです。

おかきと志づ、ぺったらな頭におかきが似合います。
茶々。は包み紙の中で戦闘モードです。
引っかかれるから相手にしないよ~
梅干さんにお礼を送ると東京にいらっしゃいました。
ジージ様ありがとうございます。
今日と明日は連休、久々なのでどこかへ行こうと思ったらあいにくの天気。
紅葉の公園も光が差していないと綺麗でないし、買い物も月曜日はなんとなく「土、日の残り物」感があって。
ジージ様のカレンダーを見て、思いつきました。
「夜泣き力士」を見に行こうか。
山形の寺町にある専称寺です。

山形では一番大きなお寺で駒姫の菩提寺でもあります。
最上義光の娘で豊臣秀次の側室候補。
まだ側室になる前に三条河原で処刑されています。
父の最上義光があらゆる手を尽くし嘆願し、秀吉から尼になるようにと許しをもらったものの、早馬が三条河原に着くのに間に合わなかったといいます。
7月の始めに上洛、7月15日に秀次自刃、8月2日処刑。
まだ15歳の姫が秀次を見たのは夏場の生首だったそうです。
茶々殿が秀頼を生まなかったら、こんなことにはならなかったかもしれないと思いながら、
供養塔の落ち葉を払って手を合わせて来ました。
お骨ではなく、髪の毛が埋葬されているそうです。
奇しくもうちの末猫娘、茶々。といいます。
さて、屋根を支える力士像。

夜になると、重い重いと泣くとかで。
寺の住職が鉄砲で足を撃つと泣かなくなったそうです。
力士というより、猿に近い。
銅葺き屋根の緑青が滲んだ青黒い力士は目ばっかりギラギラしていました。
写真は逆光でよく撮れなかったので、他所からお借りします。
左甚五郎作。
専称寺の銀杏の大木、「雪降り銀杏」といいます。
葉っぱが落ちるころ、根雪になるそうです。
冷たい雨で手が悴んできました。
そろそろ帰ります。
専称寺の入り口のおだんご屋さん、「ふもち」の張り紙が気になっていました。
昔からあるふもちのお店が道路拡張でなくなってしまい、さびしい思いをしていました。
お店の戸を開けたら、「ふもちは売り切れました。」って。
まだ10時すぎたばっかりなのに。
ないと思うとどうしても食べたくなるもの。
おかきとふもちでゆっくりコーヒーが飲みたかったのに。
13時すぎにできあがるというので予約して再び行ってきました。
ヒメッコさんが「がんづき」のことを日記に書かれていましたが山形では「ふもち」といいます。
京都あたりでは生麩のことらしいですね。

まなちゃんが亡くなって、おニャン形を針で突く気になれませんでした。
前に頂いたジージ様のおかきの缶、おニャン形の生首入れになっています。

碧の目が早く作ってって訴えています。
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