「お米には88人の神様がいる」
という話をされました。
帰り道で私はお茶碗一杯に、なら何人の神様がいるんだろう?
私は毎日、どれだけの神様を食べているんだろうと怖くなりました。
帰宅して晩御飯に出た豚肉を見て
「この豚さんも生きていて家族がいて、なのに食べられるだけで殺されて」
魚も肉も食べる度に罪悪感を抱きました。
なら、どうして人は生きているんだろう?どうして人だけ食べられないんだろう?
食べられない代わりに人は殺されたりするのかな?
祖父が飼っていた鶏を自宅で絞めた話をしていました。
身内たちは「おいしかったねー」「当時は自宅でそうだったねー」とほのぼの。
けれど私は「鶏だって苦しかったんだよ」と泣いてしまいました。
そして私は怒られました。
「命を大事に思う気持ちと、それを頂く気持ちを混合するな」と。
ですが、20回も締めないと死ななかったと話し続ける祖父に嫌悪を抱いて飛び出しました。
泣きながら「ずっと野菜食べればいいじゃん」って子供心に思ったわけですよ。
そこから私は自分がどれだけ考えても答えは出ないと図書館に毎日本を読み漁る日々が続きました。
けれど答えがなかなか出ない、そんなある日、帰宅したら映画好きの母が中国の映画を見てました。
少林寺だっけな?そんな感じの映画のワンシーンで
小鳥に虫を捕まえて与えようとしてる師匠、それを見た弟子が
「師匠!!さっき俺には命を粗末にするなといって、今してる事はなんだ!!」
そんな感じの会話。で、師匠があわわわ!!ってなるんですけど弟子が去った後に
「難しい問題だが、生きるためには必要な事だから、それが世の中の真理」
みたいな事をいって小鳥に虫を与えます。
生きるという事は何かの犠牲にたって生きるって事なんだと。
だから「いただきます」と感謝して「悪いことするな」と善行をしろと言われる。
なんだかストンと落ちた気がしました。
それからそれから、またある日、学校の裏庭掃除をしていると同級生の女の子たちが
「かわいそう」
と泣いてます。見るとスズメが死んでいました。
「お墓作ってあげたいね」「つらかったね」と泣く子もいました。
なら墓を作ろうと穴を掘り始めた私。一緒になって掘る女の子たち。
けれど、いざスズメの遺体を墓に入れようとした時に、誰も動きません。
誰もが「触りたくない」と拒否しました。
何を言っているんだろう?かわいそうって泣いてたのに?墓作るのに穴開けたのに?
昔から頑固な私は「だったら言い出しっぺの私が入れる!!かわいそうとか二度と泣くな!!」
と怒りながら、ノートを破ってスズメの遺体を持ち上げたとたんに
「そんな扱い方、かわいそうだよ!!」
確か、私は怒鳴ったと思います。「ならお前がしろ」と、そこで口論となり
先生達が駆けつける騒ぎになりました。
口先だけの人間が嫌いのルーツは、確かこのあたりだった気がする…。
それでも努力してダメなら私は怒らなかったと思う。
先生に「できない子はできない、その気持ちは信じてやれ」
と言われても納得が当時はできませんでした。
「ならできる子は損だね、しないで口だけカワイソウしてた方が得だね」
ヒネたガキだったなーw確か10歳前後だった気がする。
何人かいた先生が「生意気」云々言ってたけど、一人の先生が
「お前の言うことは正しいが正しいが全て通るわけではない。
伝え方や状況によってかわる。けれど忘れないでほしいのは
自分が誰かのためにさせられたと思うならするな!!
何かをするなら自分の為にしたと納得できてからしろ!!」
なぜか、その言葉で怒りが消えて泣いたんだよね…なんでだろう?
その先生、坊さんだったわ…今思い出せば…なんでか納得したんですよね。
先生は頭を撫でてくれながら優しく
「ちゃんと、お経唱えてやるから仲直りしろ、女の子たちを責めるなよ。
お前はちゃんと人に自慢できる事をした、自慢したくてしたわけじゃなくても
ちゃんと実行したのはお前なんだから、それだけでいいじゃないか」
そして女の子たちと一緒に先生が短いお経を唱えてくれた。
「よかったなスズメ、ちゃんと供養されて女の子達に感謝しろよw」
そして帰りも皆で仲良く帰るようにと見送られて帰りました…って
途中で、私がキレたから騒ぎになったと女の子たちの半分以上にハブられて
「へー」とボッチ上等の私が一人になったら数人が「ありがとう」って隠れて言ってくれた。
一番泣いてかわいそうを連発してくれた子が私を一番ハブって
私の横で一番穴掘り手伝ってくれた子が隠れて感謝を伝えてくれた。
昔から生意気な子でしたよ…もっと上手い事立ち回ればいいのに女社会じゃハブられますぜ。
今なら上辺だけでも無責任に同調する事はできる。
それだけで相手の気が済むならと実行できる。
歳とったなーと、なんとなく思い出した昔話。

マロコ「マロコは常にかかさんの犠牲となって添い寝してあげているでし!!」
いつもあんがとねー。
でもさ…

やっぱ重いんですけど…いや…可愛くて降ろせなくて…。
何かの犠牲の上で人社会はまわっている。それを忘れないようにしないとねえ。
その上で、その犠牲をどう減らす事ができるのかを考えるのは生かされている義務かもね。

ベタ甘えで人の昼寝を妨害する坊ちゃん。目線いれてみました。
イチャラブ具合が18禁という程の情熱的なベタ甘え…。
グル「かかさんが…休みで…俺…うれしす♥」
そんな息子も犠牲にしてやった!!

グル「こんちくわ!!グル耕作ですにゃ!!熱血社員ですにゃー!!って違うにゃ!!」
とうとう当社に有名な○耕作が降臨!!
会社内の派閥争いと戦い(主に私の上が舞台)そして常に女とベットイン(添い寝)
すごいよ!!最終的には会長だよね!!ごめんね!!漫画途中で放棄して読んでない!!

女にもてあそばれるグル耕作…普通に支えなしでプレイリードックみたいな立つなよ…。
某しゅらこまチュール研究家先生にコメントにて
「チュールあげて♪」
という優しいお言葉にて娘が実行しました。
グル「セクハラで退職だけは勘弁・勘弁にゃ」
常に全裸ですもんね…
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