(以前の日記→ )
一巻が結構かわいそうなシーンが多かったのでどうかなとドキドキしながら読みました。


いやぁ……泣けました。いい意味で。
一巻でかわいそうな目にあっていた七生に救いが見えてきてよかった。
それに、生粋の野良であるマチがどうして人間に興味を持ったのかのエピソードとかもとても考えさせられました。
人間と地域猫の関わり、いや……そもそも人間と猫がどう接していくのが良いのかを問いかける話になってきました。
巻末にはTNRについての解説がちゃんと説明されてて、これは保護活動のことを知らない人に読んでもらうべき本だなあと思いました。

お話の方はまだまだ続いてて、まだ先の展開がどうなっていくのかわかりませんが、一巻冒頭の悲しげなエピソードにはちゃんと続きがあって、最後は幸せな展開になっていくんじゃないかという気がしてきました。
作者の方は猫がすごく好きな方なのでしょうね。
絵やお話の作り方に愛を感じます。
悲しく切ないシーンが多かった一巻と比べ、二巻はだんだん心温まる話になってきているので(まだ、いろいろエピソードがある気がしますが)全体的には優しいお話になっていく感じがします。
続きがとても楽しみです。
あったかいお家でぬくぬくできる美雨様は幸せ者だ♪

美雨「おひるねさいこう♪」
最近のコメント