町娘 (猫無し)

2018年12月29日(土)

193 / 2

年末には、不向きな思い出日記ですが……。

むかしむか〜し、私がまだ20代だった頃のお話。

色々とあり、何かアドバイスでも貰えたら……と、占い師さんの所に行きました。

当時の職場にその手の話に詳しい方がいて紹介してもらったのです。

その占い師さんの人となりはもう覚えていません。

待たされたお部屋には、滝行のお写真などが飾られていました。

目の前のテーブルには、お布施というか、お心遣いの様な封筒がいくつか……。

基本的に疑り深い私。

部屋の間取りや家具の配置などを言い当てられて、只々感心。

冗談交じりに「前世とかってわかるんですか？」とお尋ねすると、

「分かりますよ。………あなたの前世は江戸時代の商家の娘さんです。」

その時はそうですかとそのまま帰ってきました。(ちぇ！フランス貴族じゃなかったか……。)

よく考えたらちょっと変ね。

私の前世若いまま亡くなったのかしら？

……とりあえず、人なのね。

いまでは、場所すら思い出せませんが、占いをしたのはこれきり。

ある意味貴重な体験でした。

興味本位もありの相談事でしたので、あまり参考になりませんでした。(笑)

私の母も、過去に占い師さんの所にたま〜に伺っていました。数回、お供した記憶が有ります。

その方は、穏やかそうな年配の女性で、無駄な物が無い畳の多い静かなお宅でしたね。

神がかり繋がりで、もう一つ。

これも昔ばなし。

知り合いのお姉さんのお姉さんが、媒体体質でよく獣の霊に取り憑かれるみたいで、

突然、奇声を発したり、暴れたり……、するそうです。

心配したお姉さんは救いを求めて霊媒師さんの所を訪ねていました。

当時有名な霊媒師の方の所にも伺ったみたいですが、会って貰えなかったそうです。

実のお姉さんを心配して、随分と遠い所にも伺っていたようです。

本当は精神科なのかもしれないけど……。

年上のお姉さんですし、そこは言えませんでした。

ネットで、具合の悪い猫の為に遠方の動物病院を訪ねられる方のお話を見て、

家族を思う気持ちはたとえ動物でも変わらないと思いました。

プチつぶやき
来年は新年号元年……、どんな年号になるのかしらね。
私は、昭和、平成、新年号を駆け抜けていくのね。

18 ぺったん