大人の猫なので、本当は2週間トライアルをもうけるのですが、里親さんが誠実で優しい方だったし、前にお世話してた猫ちゃんの話を聞いていて、この方達なら大丈夫✨とトライアルに連れて行った日から思っていた事もあり、ちょっと期間は短いけど、31日ママの事を大事にしてくれている姿を見て安心して譲渡させて頂きました🍀
それに、私のなかで12/31日は辛い思い出しかない日だったので、うちで里親さんを探していた子が、ずっとのお家の子になれた嬉しい日になって欲しいと思ったから。
1年前の12/31日、新年になるちょっと前に1年半お世話をした子が虹の橋を渡ってしまいました。
うちにも家の子が5匹いて、もうこれ以上は…と思っていたのに、1年半前の暑い夏の日、家の横で倒れてたその子はエイズ陽性でした。
その他に、免疫介在性溶血性貧血とゆう病気をもっていて、血液が壊れていくので定期的な血液検査をして薬の量を調整してもらい飲ませたり、急にひきつけを起こしたりするので夜も気になって熟睡できず大変でした。
里親さんを募集する事もできず、うちで診る事になりました。みんなと部屋を区切ってお世話をしました。
弱い私は、初めその子を助けた事を後悔したりしました。
家の子達も疾患があり、里親に出さず残った子が多いのでお金もかかるし、これ以上お金がかかる事、お世話が大変になる事。色々な事に凹みました。
1年半、病院に通いました。
先生にはこの状態で生きているのが不思議な位数値は悪いのに…と言われて、いつまた倒れてしまうのか不安になりながら、それでも毎日沢山薬を飲みながらでも、その子は生きたいと頑張ってくれました。
初めは野良ちゃんだったしシャーって言いながら懐かなかったし、お外にいたので綺麗とは言えず、ガリガリで怪我も沢山してて、唇が切れてたり、肉球が割れてたり、足を引きづりながらいたその子はお世辞にも可愛いとは言えない子だったけど、毎日毎日一緒にいるうちに生きたいと頑張るその子が愛おしくてしかたがなくってきました。
最初を知っている先生や看護師さんが、顔がどんどん可愛くなっていって最初の面影ないねぇ😲✨と言われる位表情が変わって本当に本当に可愛くなっていきました。
去年のお正月も病院の先生はご飯が食べれなくなったその子を毎日診てくださって、何度も悪くなったり、良くなったりを繰り返してきたので、また元気になってご飯をモリモリ食べるようになって遊んで!と言ってくれるんだと信じてました。
最後は眠る様に安らかに虹の橋を渡って逝ってしまいました。
うちに来た時はガリガリの子だったのに、ふっくらとしたまま、可愛いまま。
言わなければ病気だなんて皆んな分からないんじゃないかなって位、安らかに虹の橋を渡って逝ってしまいました。
去年のお正月中、何も出来ず食べれず泣いてばかりでした。それから半年落ち込みました。
仕事しながら気を紛らわしてましたが、想いだしては泣いてばかりいました。
でも、みんなにあの子は幸せだった。と言ってもらい、私が泣いてばかりいたらあの子も安心して安らかに眠れないよね、って思い、また保護猫を預かって里親さん探しを始めました。
それがあの子への一番の供養になる気がしたのです🍀
思えば、8年前初めて猫を飼うのに、里親さんにもらった子は子猫で、白血病にかかっていて、腕と脚を骨折してる子で…。
譲渡してもらって白血病と分かって、でもきっとその子はうちに来るべき子だったから、手離す事が出来ず、長くは生きれないんじゃないかと何処かでわかっていたけど、私もその子も出来る限り頑張りました。
別れは辛かったけど、、、
その子が、生まれてきた事が辛い事ばかりじゃなかったなぁ、って思って虹の橋を渡ってくれたらいいなぁ。そう思いました。
その子は幼かった為、半年後に虹の橋を渡ってしまいました。
半年間、ほぼ毎日病院に行っていました。
幼いうちならインターフェロンの投与を続ける事で白血病が消えるかもしれない。と言われ病院に通いました。その間良くなったり、悪くなったり、腹水が、溜まって、抜いて😢辛い治療だったのに頑張って生きようとしてくれました。TNRや保護猫を始めたきっかけになった子です。
1匹でも多くの子を、あの子みたいな辛い思いをさせない為に。
一度団体さんに入ってみたものの、上の人の考え方についていけなかったのと、瀕死の子を保護した事で時間も余裕もなくなり、すぐに辞めてしまいました。そしてやっぱり一匹狼(笑)
最後まで看取るのが辛いから手離す、とゆう方の話を聞きますが、自分が辛いのは悲しいのは
その子の事が大事だった証拠だから、私はどんなに悲しくても、辛くても我慢しようと、それを受け止めていこうと思ってました。
でも、7月5日と12月31日が近づいてくると心が沈んでしまう。
あの子達の事を忘れる事なんて出来ないけど、いつも思いだすのが悲しい記憶じゃなくて、一緒に過ごした楽しい記憶だったらきっとあの子達も嬉しいんじゃないかな😊
今回はっちゃんの里親さんになって下さったご夫婦も、先住猫ちゃんは庭にやって来た子をお家に迎えて大切にして下さった心優しい方々で、その子が病気になってからも最後までちゃんと見届けてくださって、そうゆう方がいてくれる事にどれだけ救われるか。
保護活動をしてると、生き物に対して色々な考え方をする人がいて、心がくじけそうになる事があります。自分の力不足も感じます。
だけど、小さな命だけど、大切なかけがえのない『命』
今回、里親さんになってくださった方々、皆さんとっても優しくて猫達を大切にしてくださる方々ばかりで本当に感謝してます🍀😊🍀
まだまだ始まったばかりの命達なので、これから20年ずっとずっと家族として歳を重ねていける事を願っています🍀🍀
はっちゃんも亡くなっていたかもしれない命だったのを、保護主さんに出会え、うちにやって来て、ネコジルシさんを通して優しいご家族の一員になれた事、本当に嬉しいです。
沢山の方々の優しさのおかげで幸せになれました💖
はっちゃん、子猫を産んでラッキーパパと一生懸命守って偉かったね( ´ ▽ ` )
今度は自分が守られて幸せになる番だよ。
きっと大丈夫。
ずっと幸せを願ってるよ、いってらっしゃい🍀
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