本年も、どうぞよろしくお願い致します。
サリーちゃん親子について、前回から間が空いてしまいましたが、
先月中旬、やっと捕獲に乗り出しました。
以前(一回目の出産時)は、サリーちゃんを先に捕まえてしまい、
その後、子猫が捕まらず失敗に終わりましたので、
今回は子猫を優先し、最後にサリーちゃんという作戦です。
3兄弟のうち活発な2匹は、あっという間に捕獲器に入ってくれましたが、
一番小さい臆病な子は、姿さえありません。
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ですが、兄弟の捕獲から2時間以上経ち、無事に保護する事ができました。
どの子も怯えていますが、指でコチョコチョしても怒らず、これなら人馴れも早そうです。
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良かった、あとはサリーちゃんだけ。
そう思ったのですが、甘かった。。。
その後、暗くなるまで粘りましたが、姿もなく断念。
当初から親子4匹での保護という条件でしたので、子猫も全てリターンする事に。
結局、ただ怖がらせるだけで、何もしてあげる事ができませんでした。
次の週から氷点下の予報でしたから、
せめて、一番小さい子だけでもと思ったのですが、
それは自己満足だと、代表はきっぱり。
まあ、親子にしてみれば、ただの誘拐犯ですからね。
でも、自己満足でも何でも良いから、この子達を優しい里親さんに繋げたかったという気持ちと
例え長くは生きられなくても、家族一緒にいられる事が一番なのかも知れないという思い。
お外の子にとっての幸せって何なんだろう、と改めて深く考えさせられる一日でした。
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