昨日は長男の部活で練習試合があり、引率当番もありで、張り切って早起きしたものの、まさかの中止。
相手校でインフルエンザが流行り、キャンセルという事になったようです。
朝もはよから頑張って作ったお弁当。
家で食べるのも何だね、という事で、息子二人と共に隣駅のバスケットコートへ。
寒い寒い北風が吹き荒れる中、年甲斐もなくドリブルだのレイアップやフックだの。
息子たちに教わりつつ老体に鞭くれてきました。
身体を動かしている最中は差ほど感じませんでしたが、道中で冷えてしまったようで。
調子に乗るとロクな事にはなりませんね。
今更ながら、1つお勉強になりました。
寒い繋りで、もう1つ。
琥珀さんを我が家に迎え入れた年の最初の冬に避妊手術の予定を家族で話し合ったのですが、主人と息子たちが開口一番「完全室内飼いにするんだから、わざわざ手術する必要ないじゃないか」だの「痛い手術をさせるなんて可哀相」だとか、ほざきまして凍りついたのを覚えています。
それだけに止まらず、琥珀さんに赤ちゃんを産ませてあげたいと。
瞬時に私の口腔内でトルネードが発生し、主人と息子たちに罵声を浴びせたのは言うまでもありませんが、敵もさる事ながら言い出したら聞かないタイプなので、ここは先ず調べてみましょうという事で暫し休戦。
幸いな事に主人の職場の同僚に猫好きさんがおり、避妊手術のメリットを主人に丁寧に説いて下さったそうで、意外にも難なくクリア。
そこで我が家のオトコ共が放った次の言葉は「そうしたら琥珀さんに一度赤ちゃんを産ませてから避妊手術を受けよう!」でした。
イヤな予感はしてましたが、やっぱりか…と(笑)
可愛い赤ちゃんを見たい、というのは心情的に理解出来ますがね。
そう簡単な話ではないです。
議論したところで埒があかないので、どうするべきか皆で調べてみましょうという事で再び休戦。
息子たちとネット等で調べ、キャットクラブにも問い合わせし情報収集して、かかりつけの獣医師にも相談というか質問。
全く知識のない私たち親子に分かりやすく噛み砕いて説明して下さいました。
長くなるのと、ここには詳しくご存知の方もいらっしゃいますのでサックリと割愛しますが、純血種の交配は素人が思い描くような簡単な世界ではないという事が当時小5の次男にも沁み入ったようで非常に有り難かったです。
獣医師曰く、この類いの相談は珍しくはないそうですが、その度に悪寒が走ると苦笑されておりました。
獣医師の説明に息子たちは大いに納得。
帰宅して直ぐ様、聞いてきた話を主人に説明。
琥珀さんの赤ちゃんの可能性が無くなった事に主人は大変ショックを受けていましたが、致し方なしと諦めてくれました。
今や、ネットを開けば多様なニーズに見合ったサイトが見つかります。
中には猫のお見合いサイトなんてものもあり、希望や条件を投稿してお見合い相手を見つけるんだそうですね。
こんなものがあるのか、と好奇心で閲覧しましたが、何とも軽いやり取りの末に一時的とはいえ何処の馬の骨とも判らぬ人物に愛猫を預けるのは個人的にはキツい気がしたのを覚えています。
主人と息子たちは琥珀さんの赤ちゃんを諦め、適正な時期に避妊手術を受けさせることに同意。
結果的に、それで正解だったと感じています。
例えば何かしらの形で琥珀さんを出産させたとして、産まれた子の全てを我が家で面倒見切れるかと言ったら、全く不可能という訳ではありませんが、それに伴う労力も要りますし、金銭面でも大きく変わるでしょう。
生まれた子猫の中に先天性疾患や感染症に罹患した子がいたら?
そうなってしまったら最期まで看てやるしかありませんが、大きな負担になるのは間違いありません。
琥珀さんに一目惚れして猫キライを克服した主人にとっても、色々な意味で衝撃が大きいでしょうし、その結果、主人が再び猫キライに逆戻りする可能性もありますしね(苦笑)

(お澄し?不機嫌な?琥珀さんの画)
隙があれば余計なことをしでかしてしまうのが私を含む知識のない者や無知な者だとすると、その隙を予め塞いでしまう事で素人による無謀な交配は阻止できるのでは?と思うのは無茶な話でしょうか。
お寒い話。
これにて終いです。
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