子供の頃に出会った野良猫や野良犬、野生化して田園調布の電線に群れをなしていたセキセイインコ、カラスや鳩、雀たち。
種族を越えて会話が出来たらどんなに楽しいだろう、と思いめぐらせたことがあった。
ドラえもんが実在したら…
「何でも翻訳機」があったらいいのにな。
のび太みたいな体たらくな子供を喜ばせるより、そっちのほうが余程いい。
なんてことを考えては、一人ニヤついていた小学生時代。
苦しいとき
悲しいとき
嬉しいとき…
彼らの声を直に知ることが出来たなら、人間のエゴイズムも少しは引っ込んだだろうか?
無闇矢鱈に蹴りを入れられ、よろけながらも飼い主を見上げていた老犬も。
きっと訴えたい言葉があったはず。
ごみ捨て場や公園に棄てられた子猫たちだって、叫びたかったに違いない。
ボウガンで射ぬかれたカモも。
意志疎通が出来たなら、動物たちに纏わる悲しい話を増やさずに済んだだろうか。
ねえ、
キミたちはウチに来て良かったのかな?

私たち家族はキミたちが大好き。
うざったくない?

(次男の悪戯に憮然とする琥珀さん)
キミたちが健康に日々を過ごせるように手を尽くすよ。
極端なことは出来ないけれど、うざったいくらいの愛情を注ぎ、キミたちが何一つ不自由なく暮らせるように。

(そんな事よりレロるに夢中な琥珀さん)

(眠り姫なきなこちゃん)
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