相変わらず

2019年3月3日(日) 330 / 8

15年以上前、
某コンビニで、アルバイトしていました。
(現在、大手第１位のあのコンビニです。)

最近、焼き鳥が復活しましたね。

コンビニのおでんとか、中華まん、
お客様には賞味期限がわかりませんよね。

当然ですが、お店に配送される商品の
パッケージには、賞味期限と販売期限が、
印刷されています。

販売期限は、賞味期限の数日前になります。

販売期限、、、意味はそのまんま。
その日を過ぎたら、販売できないはずですが、、

僕の勤めていたお店では、
販売期限はおろか、賞味期限を
２、３日過ぎたおでんとか、中華まんを
平気で販売。

嫌で嫌で仕方なかった僕。

賞味期限がお客様に見えないからって、
賞味期限過ぎた商品を販売するのは、
ルール違反でしょう？

夜勤でバイトしていた僕は、
夜中に日付が変わったところで、
賞味期限が過ぎた商品を廃棄。

もったいないけど、販売するわけにはいかない。

数日、廃棄を続けていると、
オーナーから命令が。

『賞味期限過ぎていても、捨てるな、
販売しろ。冷蔵庫に入れてあるから大丈夫。』

僕の独断で廃棄できなくなってしまいました。

そんな折、
冷蔵庫内で、恐ろしいモノを発見。

それは、

賞味期限を数週間過ぎた、焼き鳥。

まさか、販売するつもりで寝かせてある？

数日後、その焼き鳥は、
店頭で販売されていました。

念のため、ゴミ箱を探ると、
賞味期限、数週間過ぎたあのパッケージが。

やっぱり、アレを販売してるんだね。

お客様の身体に何かあったら
どうするんだろう。

親御さんが購入して、小さな子供が
口にする可能性だってある。

僕にはもう、限界でした。

もし、僕が販売した商品を食べた方に
なにかあったら、、、

『オーナーの指示でした。』
で、割りきることはできません。

性格上、一生、悔やむことになる。

退職しました。

数週間後、

他のコンビニへバイト面接へいきました。
(現在、大手第３位のコンビニです。)

店長さんが面接してくれましたが、

当然、質問されること。

『以前のコンビニはなぜ、退職されたのですか？』

ウソはつきたくないし、
また、あんな思いはしたくないので、
正直に話しました。

信頼できる、、、と思ってもらえるかな？
なんて、、淡い期待もありましたが、

悪いほうの予想が的中。

『上の指示に従えないような人はいらない。』

と、バッサリ、即、不採用。

当然といえば当然でしょうね。

上の人間が、白といえば、
自分は黒だと思っていても、
白だと言わなければならない。

それが社会人。

でも、あれだけ、あからさまに、
態度が急変すると、

こちらのお店も、賞味期限過ぎたものを
販売してる可能性高いな、、なんて
思いました。

飲食サービス、食品販売に失望しました。

数年後、、ニュースなどで、
賞味期限改ざんなどが問題になり、

いまは、多少は変わってきたのかな、、、？

と、思いきや、、、

その後も、飲食サービス、食品業界の
不正、不祥事はあとを絶たず。

最近では飲食チェーン店の店員の
不適切動画が横行していますね。

もっと、責任をもって、

人の口に入るものを扱ってるんだ、
という意識をつよくもってほしいものです。

飲食サービス業。
大変なお仕事です。

理不尽なお客様。
ブラッククレイマー。
沢山います。

お客様のほうが偉いとか、
お店側の、ほうが偉いとか、

そんなものはありません。

昔々、物々交換してたのと同じ気持ち。

物が『お金』に代わっただけです。

お客様も、お店も、お互い、
敬意をもって、いきたいですね。

僕は外食するとき、会計時には必ず、
『ご馳走さまでした♪』と、
一言、添えるようにしています。

こっちはお客様なんだから、、
なんて、偉そうな気持ちはありません。

でも、お店側に対しても、
こちらに対する『ありがとう』の気持ちは、
もってもらいたいと思っています。

まあ、この話は、これぐらいにしましょう。

さて、、、
相変わらずといえば、我が家も、、、。

相変わらず、、
ホットカーペットに溶ける、くるくる。