(それでもいくつか日記とQ&Aを読ませていただきました)
不妊手術はおおよその意思統一が感じられるけれど、、、
妊娠猫の、不妊手術・堕胎は。
※そんなことを論じるのは気持ちが重いばかりで、割り切ってしまわないとやっていけないのだとは思うのです。
でも向き合って考えたこと、今回だけ書きます。
のらねこ麦ちゃん(今は、のんちゃん)、昨秋から見てて12月頃に、お腹大きい?と思ったことがあったけど、もともとおなかぽってりの猫だった様子。

ルーズスキン?野良猫は寒さに耐えるためにたくさん蓄えるんだなあと思った。
2月下旬、手を痛そうにしていて、お腹はなお大きくなってきたんじゃない?と思い、ようやく捕獲にチャレンジして保護できたけど、妊娠してた、、、私がのんびりしてたからだ!
堕胎?出産?
迷ったら、のんちゃんの無事、健康と幸せを最優先にすると自分で決めた。
堕胎ならば、、、宿った命に、言い訳にしかならない。
シロウトの私が気づくぐらいなら、かなり週数が進んでいるのかもしれない。
出産間近ならそのタイミングの手術は母体に危険が及ぶそうなので、出産を選択するほうが良いのか、、、など考えをめぐらせていた。猫の妊娠期間平均63日だそう。
だけど、出産なら、、、
のんちゃん正常分娩できるのか
何匹生まれるのか、4匹は覚悟しておかないと。それ以上かもしれない
のんちゃんは放棄せず子育て出来るのか、ダメなら私たちがミルクや排せつやらなあかん
障がいや病気を持って生まれたらどうするのか、育つのか、生涯お世話せなあかん
里親は見つけられるのか、ちゃんとした里親さんにつなげられるのか、見つからなかったらウチでみんな迎えなあかん
母子を離す時は母猫は子猫を探すしかわいそうだ
産後の、のんちゃんの健康だって心配
出産育児をすることが、、、乳がんリスクを高めたりはしないのか
金沢在住時代、30年前のわらび、4匹出産してみんな元気に育って、そのまま5匹で飼っていたけど、
そうそううまくいくばかりじゃない
考えて考えて、覚悟をした。産むしかないのなら。
だけど、私自身ができるだけのことをすることでしかないのだろう。
だから、先生が堕胎が可能だと、のんちゃん大丈夫ですよと仰ってくれた。気が抜けた私がいた。
同時に、子猫とはふれあえないのだなあという思いも、正直あった。
しかしながら、先生は産むほうの選択は全くないようだ。
火曜日初めての受診時「このままあずかって、金曜日に手術できます。もう1回ネットに入れて連れてくるの大変やから・・・。預かってる分無料でいいですから。ゴハンあげるだけなので」
先生の診たてでは1ヶ月。
私の早合点だったか。
そういえば、もっとお産直前のコを会社近くで見かけたとき、ピンクのおっぱいが張ってるのが目立ってたっけ。
ネットで出産前の母猫さんの写真みたら、もっともっとお腹パンパンだった!
長女(20歳)が一緒にいて、倫理の面から、即、堕胎を選択するのも考えものだったのだけれど。
私の最優先を伝え、理解してくれた。
お迎えの後、先生から確認されますかと聞かれ、断ることも出来たのだが、私が見なきゃいけないと思って、処置後の子宮を見た。
ただただ手を合わせた。
のんちゃんを幸せにすると心に誓う。
のんちゃんがお腹で育てた赤ちゃんたち、本当にごめんね。
私はこれが最初じゃなかった。
30年前、澪が避妊手術した時も、胎児がいたんだった。手術から戻ってまだボーっとしてた澪にネコパンチされた。
あなたたちが人間だったら、そんな選択しないはず。
私も子ども3人を産んだ。
思いは割り切れない。
のんちゃんの幸せのために。
不幸になる猫を少なくするために。
ごめんなさい。
どうか、人間がやってしまうことを、許してください。
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