里親募集も子猫が掲載されるようになってきました。
私は自分が猫を迎えるにあたり、トライアルはしたことがありません。
それは我が家以外行き先がない猫たちだったからです。
ですから、その猫との相性など試したことがないのです。
私はトライアルはいい制度だと思っています。
私が里親募集したときもトライアル期間を設けました。
幸い貰われていった子はトライアルの失敗はなく、譲渡されていきました。
私はトライアルは、猫が新しい環境でやっていけるか?先住の動物とやっていけるか?そして、飼い主がこの子と暮らす覚悟ができるのか?を試す期間だと考えています。
猫を迎える覚悟・・・・それは人それぞれ出だしの考え方が違います。
猫との暮らしの憧れから猫を迎えることを考え応募する方もみえるでしょう。
募集主からすれば、安易な応募者の方もみえるでしょう。
私は経験してみて、楽しいことばかりの猫との生活の方は少ないと思うんです。
急に新しい環境にきて固まる猫・・・・どうしていいかわからない里親希望者、思っていた猫と違うなと考える里親希望者もいると思います。
募集主は猫の扱いになれた方が多いかもしれませんが、応募する方はそうでない方も多いかもしれません。
こんなこと当たり前!と考えることが、里親希望者には思いもつかないことかもしれない。
私は、猫をトライアルに出すときトライアルの前にお話しをさせて頂きました。
猫なしでご自宅にお邪魔し、希望された猫の性格などをお話しし、気をつけていただきたいことなどお話しさせていただきます。
そして実際にトライアルに伺ったときには、気をつけてほしいことを紙に書いてお渡ししました。
こういう場合は病院へお願いしますとか書き、何かあったらいつでも相談してくださいと伝えました。
私の気持ちややり方を優先してほしいわけではないですし、猫との新しい生活の現実を試してもらう期間ですから、そのやり方は里親希望者が見つけなくてはいけません。私ができることはお手伝いだけです。
これから猫を新しく迎え、新生活を考えている方もおみえになると思います。
楽しいことばかりを思い描くかもしれません。
新しく猫を迎えることを検討されている方へただ一つ、可能でしたらお願いしたいことがあります。
それは、実際に猫を選ばれるとき、こんな可愛い子と暮らしたら楽しそう!とか、思われるかも知れませんが
、そうではなくこの子を幸せにしたい、この子と幸せになりたいと思う猫を迎えていただきたいのです。
見た目も大切ですが、その子の性格が自分や家庭環境などと合うかどうか?など色んな角度から猫の幸せを考えて選んでいただけたら・・・・と思います。
そしてその猫の一生にちゃんと責任を取る覚悟で飼っていただきたいです。
写真は、我が家から貰われていった子です。
今は幸せに暮らしています。
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