ありがとう紫音… おかん あかん～
紫「下手な駄洒落言うてんと！」
う～ん。 のどが痛い 声がかすれる
目と鼻の間がもやもやする～～～
紫「センセ 行ってきィや」
母をデイサービスに見送った後
かかりつけ医に行こうとバス停へ
と。バス停には大きなキャリーバッグをたずさえた青年
こっちを見てにこにこしている。
ん？そんな知り合い おったっけ？
青「おはようございます」
おお！君はご近所のイケメン高校生ではないか！
「おはようございます 海外に行くの？
大きな荷物。」
青「いいえ。東京。」
ああ。TDLかあ～ にしても荷物が大きい
「ディズニーランド？」
青「（くすくす笑って）いや 違います入学で…」
ああ！大学生になったのかあ！
「そうなの。おめでとう。」
青「ありがとうございます（にこっ）」
イケメン 笑うとさらにイケメン！
「お母さん寂しくなるねえ」
あ！ということは 紫音はあっさり失恋しちゃったってことや。
青年はにこにこ笑ってバスを降りていきました
君の背中におばちゃんは精いっぱいのエールを送るよ
未来に輝き有れ！
ん～紫音さ～ん
最近 お休み前のお祈りも寝っ転がったままだし
紙屑を隅っこに追い込んで
ほったらかして戻ってくるし
なんか ズボラ になってませんか？
紫「だって おかんが片手間にしか
遊んでくれへんやんかあ～！」
そうか。 私か！
わかった。
センセに苦～いお薬だしてもらったから
じきに治るよ
また 走り回って遊ぼう
……今日からイケメン君はしばらく見られへんよ…
ぺったん したユーザ
ぺったん
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