父親に、ネオの余命や腎臓のことを話したときも
「しょうがないら。ネオはおとなしいからいいじゃ」(「ら」「じゃ」⇒「でしょ」の方言)
と、よくわからない返しがあったこともある。
面白いシーンの記憶も少ないし、
チョコたんが瀕死なときにも「おにゃかが空いた」と呼びに来た、
ある意味なマイペース。
神経質でビビリなので、いろんな冒険もそうそうやらない。
おじさんになって子猫たちが来て、なお一層寝ていることばかり。
それでも、「水が飲みたい」と
今や私が押して出す洗浄ボトルからしか飲まない水場へ催促に来たり
朝・夕のゴハンタイムには、苦手な子猫たちを避けながら
そそくさと起きて、シンク廻りでゴハンを待っていたり。
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子猫のいない隙を狙っては、ゴロゴロ甘えにきたり、
でもスグに子猫が駆けつけて、ぎゃおぎゃお怒りながら退散したり
子猫の運動会中、イヤなら寝てればいいのに
何故か、子猫たちのド真ん中をやたら横切ったり。
ただ、これもテルちゃんのときのように『気のせい』かもしれないけれど
ここ数日、そんなウロウロもなく、ネオがほんとに動かないで寝てばかり。
そもそもネオのトイレは、飼い主に気づかれないタイミングで、そーっと。
私の熟睡中とか、6帖の部屋を閉めて外の気配がわからないときとか。
いつの間にか。が得意。
今や、ほぼネオ専用のデオトイレ。
砂かけ番長のスクちゃんが、パトロールして
デオサンドの『ザッ、ザッ(クサイのじゃ!)』と
ネオのウンチの存在を教えてくれたりもあるけれど。
病院へ連れて行く日の朝、ネオのウンチがなかった。
子猫の1/3くらいの、ちっちゃなやわらかウンチを
最低でも一日一度はしている。
気を抜いて、丸一日替えないで忘れていると
シャバシャバになってしまう、一日使い捨てのペットシートも
フツーにしっとりくらいで、オシッコもあんまり出てない??
家での指標と言われている体重は、3kgギリギリくらいをキープ。
病院へ行く日の朝は、家で2968g。病院では3kg。
やっぱり、気のせい??
昨日、キャリーに入ったら、ずっと『ぎゃーぎゃー』鳴き通しのネオが
(まー、スクちゃん以外はみんな鳴くけど)
初めて一声も鳴かなかった。
声を出すのも億劫なほどしんどいの??と思ってしまう。
先生に「調子が悪い気がする」と、このことを言ったら
「ぷ」と、小さく噴き出して笑っていた。
昨日の病院での検査結果。
《血液検査》4/16←3/9 ←2/12(他にもいくつか項目あり)
CRE 3.01 ← 3.3 ← 3.5
BUN 75.4 ← 86.8 ← 84.8
PCV 23 ← 25 ← 31
前回、PCV(赤血球容積比)が低く、今回も値は下がっていたけれど、
血球系の項目も追加してあって
RBC(赤血球) 611 平均値内
Hgb(ヘモグロビン) 7.0 平均値をやや下回る
の結果も踏まえて、20%をきるまでは、
経過によって必要と言われていた
造血剤もまだしなくてもよい。との説明でした。
「CRE・BUN等の値は、わずかでも下がってきているので
(数字だけ)見えている分には、
まぁ、ラプロスとアゾディルの効果と
輸液も毎日100ずつ入れtいるわけだから、
このまま現状キープで(悪くはなっていない)良いと思います」と、先生。
ただ、《尿検査》4/16←2/12
USG(比重) 1.009 ← 1.012 (猫なら最低1.036は欲しい値だそう)
もう、仕方ないです。
それとOB(潜血) ++ 血尿がでているので、抗生剤。
日々の飲み薬を増やすのも、ネオのストレスになるかと、持続性の抗生物質の注射にしました。
いわゆるコンベニア注射というヤツ。薬の方が安価ではあるそう。
GWには通常外の休診日が多いので、早めに輸液・薬を10日分。
来週のテルちゃんの手術の日に、また10日分買えばしのげる。
一緒に会計して帰宅。
ハナちゃんにあげようとして食べてもらえなかった、
パウチ多めのカリカリ(子猫用)を、猛然と食べだしたネオ。
やっぱり、気のせいだったかなぁー?
あれ?ネオ、いない? と、思ったら
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たたんで1Fへ持っていく洗濯のハザマでよく寝てた。
今朝、ネオの体重2829g ひと晩で170g減る??
なんだかずっと寝てばかりで、
朝・夕ゴハン以外にひっそり食べていた置き餌ドライも
(ロイカナ腎臓サポは食べないので、ピュリナ高齢猫用腎臓の健康サポート)
お水も、やっぱり口にしてないの??
フードは、まだドライや医療食を食べてくれるうちは。と
ロイカナの腎臓サポート ドライにパウチをメインにあげてきたけれど
喰いつきが悪くて、結局、ネオのゴハンを食べたいハナちゃんと途中交代、
半分は、子猫用のパウチ+ドライできていた。
今、ネオの体の不具合なステージを考えたら
『とにかく食べる』『とにかくなんでもいいから食べて』の
カロリー優先なものに切り替えなくちゃいけないときが来たのかもしれない。
そう考えて、今朝も腎臓サポ・パウチをチビリ舐めただけだった直後
カルカンパウチだけ、一袋フードボールへ盛ってみた。
⇒ ネオ、完食。
よし、もういい。 食べてくれ。
と、もう一袋の封を開けたけど、サスガに2袋めはちょっとでご馳走様される。
ネオを抱っこして、”ネオの椅子”へ運んで輸液。
日々、ますます、ネオは軽くなっている。
体重計に載せるとき、一番少ないテルちゃん(2.2kg)ですら
ネオよりも、カラダがミッチリとして感じるのに、
ネオは、”ふわふわ” に感じるのだ。
カラダの中が、スカスカになっていってるんだな。と思うと
その軽さがいつも切ない。
とっ捕まえる順番で、今や4.4kg目前の
ずっしり重たいスクちゃんの直後だと、なおさら。
ちょっと前。
天使のテルちゃん。デカしたぞ!と喜んでいました。
今朝。
近寄られるのもイヤなスクちゃんからの初めての毛繕い。
逃げるどころか、「ぎゃー」と言うのさえ、億劫でしんどいの??
3月18日の日記で、グリーンだった’オオデマリ ステリーレ’という名のビバーナム
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白くなりました。
そして、地植えして、1年経ったオオデマリ。
落葉してたけど、いつのまにか、葉っぱも出て
グリーンがかった蕾が、もう白くなりかけ。春の過ぎ去るのも早そうです。
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去年知ったのだけれど、集まった小さな花たちは
ひとつひとつ、椿のように、ポタリポタリと潔く散って
地面に、もったいないくらい白くてキレイな絨毯を敷き詰めます。
チョコたんしか、この手で看取っていない私ですが、
もし苦しむのなら、その前に楽に逝って欲しい。
苦しくても、ずっと一緒に居て欲しい。
その答えのない葛藤を、不本意ながら思い出してしまう疑心暗鬼な朝でした。