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飼いやすい猫ではありません。
野良猫にも向いていません。
他の猫と仲良くもできません。
怖がりですぐに怒って、人がいないと寂しいくせに甘えベタ・・・本当に飼いにくい猫です。
前に日記に書きましたが、おコマはある日突然庭にやってきました。
それからもうすぐ2年。
時間の経つのは早いです。
私は最近思うことがあるのです。
それは、おコマにとって運命の相手は主人だったのではないのだろうか?と。
おコマは主人が好きなようで、主人が椅子に座っていると膝の上に乗ってきたりします。
頭を撫でてもらったりすると、ゴロゴロと言っています。
突然キレたりするのは変わりないのですが、いつまでも膝の上に乗っているのです。
主人はおコマをけっして怒ったりしません。
急に引っ掛かれても、唸られても、何をされても、ごめん、ごめんと言うだけ。
おコマはきっと、最初から何をしても怒ったりしない主人のことを、だんだんと信頼していったのだと思うのです。
主人は言います。
「おコマちゃんは、普通の猫だよ。
ちょっと他の子より、怖いことや嫌だと思うことが表に出やすいだけ」と。
たぶん、主人以上におコマを理解しようとし、そして主人以上におコマのしたいように付き合える人はいないだろうなぁと、私はいつも思うのです。
きっと、皆さんが飼われている子も、地域猫として面倒を見られている子も、猫から見たら運命の人なのではないでしょうか。
おコマは、長く生きれないかもしれません。
胆管が狭窄していて、投薬を前からしています。
でも私はおコマが何年生きられたとしても、主人と出会えたことは幸せなことだったに違いないと思うのです。
よく、ウチへ辿り着いてくれたと、いつもおコマを褒めています。
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写真は、遅まきながら先日花見に行ってきました。
大原三千院の桜です。
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満開の時期は過ぎてしまいましたが、綺麗な桜でした。
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