ずっと気になっていたネオのお口の中
1週間前の検査の日。
数値はほんの少しは良くなって
でも、その日からぐっとゴハンを食べなくなった。
体重も減った。
「ゴハンくれ」と起きてこなくなって
ベッドや、お籠りしているテーブル下の椅子のブランケットへ
あれや、これやとデリ。
ちゅーるだけはかろうじて必ず食べる。
それでも、先日久しぶりに山の神*が降りてきた。
山の神*テーブル下の椅子座面とかお籠りしているのでネオをそう呼んでいる
カリカリにかけてみたら、食べてくれた。
でも、昨日病院へ行く日の朝
ネオの体重は 2784gと、またガクンと落ちていた
できればやりたくない。と思っている強制給餌。
結局、生きて欲しくてすごく嫌がるネオに、私はするんだろうなー。
『猫 強制給餌』と検索してみたり。
ネオを連れて行く前日。
検査結果の数値はよかったのに、ガクンと食欲が落ちて体重も減ったこと。
コンべニアの注射で食欲は落ちるのか?⇒通常は考えにくいそう
以前、脱水からくる仕草と言われたけれども
口内炎とか口の中が痛いとか、とにかく食べることを阻止している。
ネオは食べたいのに食べられないんではないか。
全身麻酔必須な治療以外で、注射とか薬とか
何かできないか診て欲しい。と再度訴えた。
「食欲が落ちていくのは、今のネオの体調の中でやむを得ない」と先生。
それで、口の中を見てもらう。
私「奥歯の根本に何かできていた感じなんです」
先生「あー、いわゆる口腔内潰瘍だね」
結局、まずはステロイドの注射をすることに
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先生「けれど、ステロイドを続けることは良いことではないので、
経過を見て、いいサプリがあるので切り替えるだとか、歯石をとるだとか」
私「でも歯石をとるなら、全身麻酔ですよね?」
ひとつきほど前。
B病院(サード?)へ行ったとき、『ぽち』としたものがあったのは気づいていた。
この口内炎みたいなのを治療するには?と聞いたらば
「コレがどういうものなのかを調べるために
一旦、組織の一部を検査してみてからの治療。それには全身麻酔」
そして診察費の高いB病院は、例として歯石とるのに1泊入院8~10万円とのことだった。
2つの病院の先生が、全身麻酔をしての口内の治療を奨めないことで
私は一旦諦めてしまった。
あのとき、また今の先生に諦めずに、キチンと説明して
全身麻酔以外の治療法を聞けたはず。
今の先生に、前にも2度、口の中を診て欲しい。と言ったのに
診てもらえてなかった!という気持ちはある。
「言ったじゃん!先生!見てくれてなかったの?」と。
日記にネオのことでメッセージくださった方々の中には
ステロイドや、サプリのことも書かれていて私の頭の中にはあったはず。
『目に見えないなにかが、ネオを苦しめている』
・・なんて、私は、本当にバカだ!!
ひと月も前に、この目でネオのお口の膨らみを、私は見ていた。
ネオが食べずらそうにしているのも見ていた。
ネオは、違和感があったり、痛かったり。
きっと、ずっとツラかったのに、じっとお籠りしていたんだ。
しゃべれないネオのために、飼い主の私が
もっと先生にアピールして、わかる言葉で伝えていたら・・
猛省するとともに、ネオへ謝りたい。
【でも】
病院で注射を打って帰宅。
すぐにネオがゴハンを要求。
え?
それから、ちまちまと何度も「おにゃか空いた」と訴えてきた。
ステロイド、そんなにすぐ効くの?
見ると、あの仕草もしていない。
ネオ、お口が楽になったの?痛さが和らいだの?
そして、ほんとはおにゃか空いてたんだね。食べたかったんだね。
そう思うと泣けてくる反面、
食べてくれるネオの姿が、ほんっとうに嬉しかった。
ずっとお籠りだったネオがウロウロしたり、ツメをバリバリ研いただり。
テルちゃんが無事戻って来たのももちろんだけれど
なんだか、私の気持ちは久しぶりにウキウキとしました。
ステロイドの効果は、通常だったら3週間と聞きました。
その後、良いサプリに切り替えていく予定。
いつまでどこまでネオのお口がゴハンを食べたがるのかわからないけれど
とにかく嬉しかった。
あまりにゴハン要求が激しくて、
あー、そうだ。
ネオは、けっこう粘着質にしつこくて、ガンコじじいだった。
と、思い出すくらい。
ネオが食べてくれるなら、ちびちびで何度だって、
元気の源のゴハンのためなら、全然苦にならない。
ごめんね。
でも、よかった。がんばって食べて!
そーして元気になって!
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【そして】
昨日、夕ゴハン後、スクちゃん・ハナちゃんが猛ダッシュで運動会中。
ネオが、"ネオの椅子" に座りに、向こうから『とっ・と・とっと・・』と歩いてきて
『ひょこっ』と椅子に飛び乗った。
「お?」
おいっ! 今ネオ、びっこひいてなかった!?
「え?」
さっきまでフツーだったよ?
眠りにつこうとしたネオを抱っこして歩かせてみる。
すぐに時計を見る。17:45
病院は19時まで。一晩様子を見る?
あ、明日木曜は休診日だ!
もう急っいで病院へ行きました。
昨日の今日でまた病院。(3日連続で通院)
「ネオさん、今日はどうしました? あれ?体重減った?」
ステロイドの効果がすぐに出て食欲は戻って来たことを告げるのももどかしく、
PCに落とす間もなかった、ボロいちっちゃいカメラの動画を見せる。
「ほんとに、ついさっき。急にです。
考えたけど、ネオは椅子以上に高いトコロに登らないし
猛ダッシュしてた、4.5kg茶トラにタックルされたとか、
猫タワーか猫階段から突き落とされたとかくらいしか・・」
先生の見立ては、『骨関節炎』
8歳以上の猫ならば体内にその可能性を秘めていて
それが表に出てきた。と考えられる。(ネオは倍の16歳)
一旦、痛み止めの注射を打ってもらい、1週間分の飲み薬ももらい
経過を見て骨関節炎のようならば、
すごく良いサプリがあるので、切り替え。とのこと。
本来、皮膚なんかのサプリなんだけれど、骨関節炎にも効く。
目に見えて効果のあるサプリ。と、先生が大絶賛。
聞けば、先の口腔内潰瘍のために、
ステロイドから切り替え予定のサプリだと言う。
「じゃあ、結局ネオは遅かれ早かれそのサプリを飲むことになるんですね、
そんなに効くサプリって、なんてサプリですか?」私
『アンチノール』 なんか(その名前)記憶がある。
「僕は長く医者をしていて、最初サプリなんて全然信用してなかった。
けど、コレは明らかに違いがハッキリとわかる。
このコたち(動物たち)は、(人間のCMみたいな)嘘はつかないですからね。」
先生は珍しく力説していた。
なら、逆に、もう今からすぐに、そのサプリ飲ませたいよ。
帰宅後、あまり床に寝ないネオがドテン。
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今もびっこは引いています。
痛みは薬で緩和されているはずですが。
コンべニアにステロイド。痛み止めに、ラプロスにアゾディルに、もうすぐアンチノール。
薬(ヤク)漬けみたいなネオ。
「一定の生活のリズムができていくことが大事」と先生。
せっかくゴハン食べるようになったと思ったのに次から次へ・・
ネオは、寝ていた椅子から降りて歩き出したり、お籠りから出てきたり。
そのアクション(フツーのことだけど)で、
飼い主の私をジッと見たり鳴いたりして
「おにゃか空いた」「水飲む!」と、訴えて来る。
もし動けなくなったら、
ネオのたった少しの望みである、そのサインがわからなくなってしまう。
今朝の体重は2759g
ガクン。と落ちてからこのあたりで推移。
増えていくことは今のところなさそうです。
飼い主としての自分に十(10)怒って、一喜一憂。
桜もすっかり終わり。新緑の季節ですね。
放置していた苺。
ダメになったコもいるけれど、このコは赤くなってきた。
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『さちのか』かな?(プランターのタグが、字が消えてまったく読めず)
甘くもないし、酸っぱくもない。
苺ビギナーにはこんなモン。な味でした。
ゲリラ組のヘビ苺
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斑入り葉のベロニカを浸食(ほぼ見えない)