最後の目撃情報は、7時半をまわった頃、1階の居間で、私の後ろを通っていた所。
夜の8時少し前、娘達が、猫を探していた。
「chiroはすぐにいたけど、cwoは何処でも入ってしまうから見つからない。」
「きっと何処かにいるのよ」
「玄関で靴を履く音がすれば、鈴を鳴らして出てくるよ」
出て来なかったけど、何処かにいるとたかをくくっていた。
10時過ぎ、やけに静かです。
「猫は?」と私、「chiroは寝てるよ。」と夫。
「cwoは?」、 「何処かにいるんじゃない。」
「そう言えばずっと居ない」、家中の探索が始まった。
2階の次女の部屋に私は飛んで行った。やはり網戸がcwoサイズに開いていた。
次女の部屋は引き戸、cwoは引き戸と網戸は開けられる。1階は全部ガムテープで止めてあったけど、2階は忘れていた。
心配で玄関で待つchiro
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家族総出で、2時間近く、庭やら、外の道路やら、家の回りを捜し歩いたが居なかった。
黒い猫は、夜は見つけづらい。近づくと必ず鈴の音がする。でも一向に鈴は鳴らない。
懐中電灯がさす物陰が黒猫に見えたりする。
夫は北は県道の向こう、南は畑の向こうも探した。
家族の物々しさにchiroも不安でオロオロして落ち着かない。
「朝になれば帰るよ。明るくなれば道も分る」の夫の声に
12時半を過ぎ、家族はそれぞれ就寝。
枕元の窓を開けて置くとchiroはそこで佇んで待っていた。
朝、鈴の音で目が覚めた。黒い猫が押し入れから飛び出て来た。
若しかしたら2度と撮れないと思った黒猫写真。
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夫曰く、1時半頃、2匹の猫が鳴いた。chiroについて玄関へ、玄関を開けたら、cwoが塀の上から玄関の中へ飛び込んだ。
chiroはcwoを叱り付けていたという。
cwoは、アッチコッチ、嬉しそうに歩くと、押入れを空けて就寝。
お兄ちゃんも安心して私の枕元でまるくなって休んだ。
30分ちょっと前、最後に、私が玄関の外を覗いた時は居なかった。
いったい何処までいっていたのだろう。
キジちゃん親子でも追いかけていって、ご近所の広い庭にでも紛れたのか。
どの家も、敷地が広く、納屋などある。
それで、帰るに帰れなかったのだろうか。
本人も心細かったと思う。必死で帰って来たのね。
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今朝は、マッタリといつもの風景です。
流石に「お外~。」のおねだりはありません。
みんな疲れたのよね。
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