貴女がいてくれた時間、私は幸せだった（はーろの月命日）

2019年5月29日(水) 353 / 0

1ヶ月、ですか。はーろが虹の橋を渡ったのは、先月の29日。
一緒に過ごした４年間がどんなものだったか、考えていました。

はーろと過ごした４年間、私は幸せでした。
はーろがいてくれたから、この４年があった。私は生きてこれた。

まあ、うつ病にはなりましたが、他人の世話にならず、休職もせず、月に1回か2回、動けなくなる日があって、倦怠感と無気力が続くレベルで治まっていたのは、やっぱり、はーろがいてくれたからです。
実は５月に入ってから、月曜から金曜まで、１週間全日出勤できた週はありません。
結構、自棄になっていたりもします。

カギシッポは、お金や幸運を引っ掛けてくると言いますが、はーろのカギシッポは、私を支えてくれていました。
はーろのカギシッポに掴まって、私は溺れることなく水面近くを漂い、時には顔を出すこともできるようになりました。

だから、もう大丈夫だと思ったの、はーろ。
それとも、私を支えきれなくて、溺れてしまったの、はーろ。

どうして貴女が、たった４年で私の元を去らなければならなかったのだろう。
貴女と過ごした日々は幸せでした。

女独りで、田舎と都会の中途半端な郊外で生きていくのは、しんどいことも多いです。
でも、貴女がいてくれたから。
椰の開けた穴を、思い出で塞いでくれて、悲しみより幸せを、寂しさより喜びを、貴女は私に与え続けてくれました。

貴女は、私を救うために、私の元に来てくれたのでしょう。
そんな貴女に、私は報いることができたでしょうか。

私は貴女と過ごせて、幸せだった。
でも、貴女はどうだっただろう。
きっと私は、貴女に与えられた以上のものを返せていなかった。
私だけが、幸せだったのかな。

きっと貴女は、私と過ごして、私以上には幸せになれていなかったと思う。
不甲斐ない私に貴女は付き添ってくれた。
私が私なりに貴女を愛していることを、貴女にだけはわかってほしい。

ありがとう、はーろ。
いってしまった貴女に、今更何も報いることなんてできないけど、貴女がくれたこの４年間は、大事にします。
先へ、繋げていきます。
ありがとう、はーろ。ごめんね。

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