
みゆちゃんお待ちかねの乾しカマを買ってきた。しかも、今度のは「鯛カマ」である(といっても、「乾しカマ」より安かった)。
さっそく、庭で遊んでいるみゆちゃんに袋を見せて呼んでみたら、パッケージを見ただけでわかるのだろうか、こっちをまっすぐに見据えて小走りに走って来た。近ごろでは、ちょっと家の中に戻ってほしいときなど、煮干をちらつかせたくらいでは、外で遊ぶことの魅力の方が大きくて、全然釣られないのだけれど、やはり乾しカマの効き目は違うようである。
自分があげたいと申し出た息子が、鯛カマを窓枠に近すぎる場所に落としてしまったから、みゆちゃんは体のうしろ半分を窓の外に残したまま、待ちきれずにもう食べている。窓を開けたままだと蚊が入るから、みゆちゃん、部屋の中に入りなさいと言ってみても、顔を上げる余裕がない。
開封後の鯛カマは要冷蔵である。したがって、また冷蔵庫を開けるたびに、みゆちゃんが期待して、首を突っ込んでくる。
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