応対してくれた職員の方は、獣医さんでした。
私、
愛護センター = 保健所 = 目をつむりたくなる所
ってイメージがありました。
実際はどうなんだろう、と聞いてみました。
「ここに来る子達は、どのように?」
「警察からが一番多いです。捨て猫は[落し物]として扱われ、警察の手続きを経てここに来ます。」
警察が間に入ってるとは知らなかったです。
そして、
病気の子は治療し、乳飲み子は2時間おきの授乳をし、2ヶ月を過ぎたところで譲渡する流れだそうです。
職員が交代で授乳し、治療の必要な子に投薬をし、午前中は来客応対も断っていました。
「この子とこの子は兄弟なんだけど、こっちの子に真菌症が出たので、もう片方の子も投薬を始めたところ。
譲渡予定は2週間後になっちゃうし、その間他の子とも隔離になっちゃって、可愛そうなんだ。」
と、壁の写真を指差しながら話してくれました。
午前中は、掃除や(犬の)散歩など、動物につきっきりの時間だそうで、私も午後から応対してもらいました。
地域によってバラツキはあるかもしれませんが、保健所=冷酷、という私の勝手な思い込みが違ったことに、安堵しました。
でもショックだったのは、職員さんのお話で、
「《高齢になったから・病気になったから、などで飼えなくなったから引き取ってくれ》という連絡が多いんです。所有権放棄は、一番悲しいです。」
でした。
職員の方も私も、なんだか俯きかげんになってしまったけれど、
「外猫に関するパンフレット…回覧板で回せるもの、ありませんか?」
「ありますあります、すぐお持ちしますね」
と、隣の部屋に取りに行ってくれた職員さん。
ありがとうございます。
頂いたチラシには、【回覧】とすでに印字されていましたが、私はこのチラシ、回覧板で見たことないです(多分)。

出来れば定期的に回してほしいです、
爺ちゃん婆ちゃんにも分かりやすい絵柄の、
回覧板。
最近のコメント