
(※猫出て来ない話です。お暇ならよろしければ。)
長男が中一の時、弁当のデザートとして、
『ちょこっとプッチンプリン』
なるものを持って行く事にハマっていた。
何か知らんが、いつの間にか自分で買ってきとって、
それからは毎日恒例、楽しみに弁当に一緒に包んで
学校に持って行っとった気がする。
そんな日が続いていたある日、下校した長男から苦情が。
「もうっ、めっちゃキモい!最悪や!あり得へん、考えられへん!」
BBA、仕事に出ないとダメなのでバタバタ晩御飯を作りながら
「へーあーそー」
と聞き流して終了しようとしたら
「イヤそこちょっと聞いて?!(笑)」
と捕まった。オーマイガー(笑)。
「オレのプリンがなっ、食われへんようになってん!」
「落としたんかいな」
「ちゃう!クラスの女子に触られてん!!」
「は・・・?どゆこと?」
「何か知らんけどそいつ、いきなり『プリンやーん♡』ってめっちゃ絡んで
来よってさ、いきなり勝手に持って行こうとするんやで?!おれのやん?!
おれのプリン勝手に触るとかめっちゃキモいねん‼」
長男のプリンに対する並々ならぬ熱意にちょっと引きつつ、
「学校にプリン持って行かんかったらええやん。はい解決」
「ちゃう、それは違う!(笑)んでな、そいつおれが弁当食い出したら
今度はなんでかおれの机に肘ついて来てさ!」
長男がイッラーと頭を掻きむしる。
「至近距離でなッ、めっちゃキモい笑顔でプリンつついて来るねんで?!」
ぐああおれのプリン触んなやああぁっ!とのけぞる長男に呆れてしまった。
「あんたもさあ、そこまでされたらもうプリンくらいあげたら・・・?(汗)」
いやいやいや!と首を振る長男。
「かかはプリン嫌いやからそんなん言うんやで!もしかかの弁当のデザートの
モンブランが誰か食われそうになったらどうする?!絶対ゴリラになるやろ?!」
ちょっとこの人なに気にBBAにケンカ売ってんのかしら(笑)。
「おれムカついてそいつに『もう顔面チョウチンアンコウやん』言うたったわ」
おい!(笑)
「そしたら『黙れや!』っておれ頭シバかれてんで?!なんでやねん!!」
迂闊にも吹き出してしまった(笑)。
「あのな(笑)、あんた女の子にそんなん言うたらそらシバかれるわ(笑)(笑)(笑)」
「いやでもおれの『チョウチンアンコウ』発言に他の女子らが一斉に弁当吹いたで」
頭はどつかれたけど周りの賛同を得て一矢報いたと言わんばかりの長男の小物ぶりに
遠い目になってしまった(笑)。
「あんたはさ・・・勉強とかもっと肝心なことで必死になってくれへん・・・?(笑)」
それ以来、弁当にプリンを持って行くとその女の子にしつこく
絡まれるようになってしまい、めんどくさくなったのか
長男がプッチンプリンを持って行く事はなくなってしまった。
学年が上がり、その女の子とクラスも離れ、もう何の関りも
なくなったのだが、何故だかその話のインパクトが強すぎて、
今でも時々ふと思い出しては長男に、
「プリンちゃん元気?」
と聞いては「知らんわ!」と嫌がられている(笑)。
《オマケ》
うちのおねいさんの秘密。
はいドン

右後ろ脚の肉球に、チェブラーシカがおるんやで^^
あ、いや。
ただそれだけなんだけども(笑)。
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