2016/4/下旬より定期通院の必要はなくなりましたが、また、目ヤニが多くなってきたので、抗生剤の投与をお願いに、 5/7 に通院しました。
歯科処置の際に、化膿止めでもらった薬を服用している時は、目ヤニが出ていなかったので、この時の状況を説明して、お薬を処方して頂きました。2週間の投与で目ヤニが出なくなりました。

2016/6/11 目ヤニもキレイになって、肉付きもよくなっている。
穏やかに、時間が流れていました。もう、心配する事がなくなったと思ってました。

2016/8/1 暑くなって、ドームベッドを使わなくなったせんちゃん。
チビに散々潰されていたドームベッドも暑くなり、自分でも潰して寝ていました。
8月に入る頃にはフリース素材の上では暑苦しいようで、夏用のベッドに綿のタオルを敷いて寝ていました。

2016/9/11 また目ヤニが出始めたせんちゃん。
9/10 に受診 目ヤニの対処のみ。体重は3100gくらいだったと思う。
実際、この頃から口の周りの汚れも酷くなっていたが、目ヤニの影響だと錯覚していた。
口臭も強くなり、尿毒症が出始めていたのかも知れない。
9月半ばより排尿が少なくなる。9/25 には排便もしていないのに気付く。
食事が取れていないのに気付いたのがこの時だった。
身体もかなり痩せてしまっている。
ドライフードをふやかしたり、ペーストフードを与えてみたりして、食べてもらい、少量の排便はできるようになったが、腎臓の負担を大きくしてしまったようだった。
10/8 に受診
少しずつは食べてくれていたのだが、栄養が吸収できていない事が発覚。体重2480g

2016/10/8 血液検査の結果
血液検査の結果は、腎臓機能はほぼ無くなっていて、尿毒症に近い状態。
点滴は毎日200ml ペーストにしたフード20mlを強制給餌開始。
それでも、トイレだけは自分で行けていた。

2016/10/10 点滴を再開して、背中に出血の赤い染みがつく。
点滴も毎日になると、打つ場所が同じ所にならないよう、広い範囲で左右交互に打ち分けていた。
針を打たれれば、痛いのは当たり前だが、僕の下手さもそれを増強させていたと思う。
10/29 もう食事も受付ない。点滴は続ける。
吐瀉物で口の周りはいつも汚れている。目ヤニも酷い。
点滴の針の痛さにも抵抗できず、すんなり打たせてくれる。
トイレに行くのも困難になり、寝床でもお漏らししてしまう。あとどのくらいもつのだろう・・・
この頃は、世話をしていると、時々子猫のような表情をしてくれる時があり、その可愛らしい顔がうれしい反面、もの凄く胸を苦しくさせていた。
9月の頭に目ヤニが出始めた時に、もっと疑って、血液検査や尿検査をしてやるべきだったと・・・
そして、もっと負担が減るように、いろいろ対処してやるべきだったと・・・
11/3 23時頃より、呼吸も浅く早く、脈も速い。今夜が峠だと思う。
食事は受け付けない。点滴 200ml を打つ。
翌日は祝日の振り替えなので、寝ずの看病のつもり。ずっと添い寝を。
11/4 深夜3時頃に一度寝床から出ようとするが、フラフラだったので、その場に留める。
『オシッコならこのままして大丈夫だよ。すぐキレイにしてやるからね。』と言い聞かせるが、オシッコは出ず。
5時頃からウトウトしてしまう。
様子が変わったことに気が付き、飛び起きると心肺停止状態だった。5:30 だった。
身体はまだ冷え始めてもおらず。たった今息を引き取ったのがわかった。
痙攣も起こさず、嘔吐や失禁もなかった。
汚れていた、顔やお尻周りを洗ってやり、ドライヤーでキレイに乾かす。
最後に打った点滴が、皮膚の下で無常に波打っている。
刺激で息を吹き返さないか淡い期待をしながらだったが、やはり、そんなことは起こらない。
親族が心臓発作で入院していて、病院に行かなければいけなかったので、それ以降の処置は後回しにして出掛ける。病院に着くと、ちょうどせんちゃんが逝った頃に、発作を起こし危険な状態になったが、持ち直していた事を聞かされる。
きっと、せんちゃんが持って行ってくれたのだと思っている。
その後、自宅の庭に埋葬する。
セキセイインコの『カプ』と『クウ』、ハムスターの『ダル』の眠る、木の根元に埋葬した。
せんちゃんに、君は我が家の子だったとの証に、自宅敷地での埋葬にした。
2015/8/16 に保護してから 2016/11/4 虹の橋を渡るまで、我が家での1年と2ヶ月半。
せんちゃんは幸せだったんだろうか?
不満はなかったんだろうか?
元の飼主が恋しくならなかったのだろうか?
いろいろな思いが交錯して、ペットロスを体感しました。身体の不調もいろいろ出ました。
今、やっと冷静になって、思い返す事ができました。
いつも近くに寄り添おうとしていたせんちゃん。
酔っ払いの親父のような声で、ギャップが面白かったせんちゃん。
我が家にも慣れ、先住ネコ達とも穏やかだったせんちゃん。
病気の看護や介護を教えてくれたせんちゃん。
家に来てくれて、本当にありがとう。
チビもそちらに行ってしまったから、また相手をしてやってくれるとありがたいな・・・
また、生まれ変わって来るのなら、赤ちゃんの時から我が家においで。
寿命が尽きるまで、何十年も一緒に過ごしたいね。
でも、あんまり後だと、こっちが先になっちゃうかな?
次があるなら、お互い若い内に出会おうね。
虹の橋の向こう側のせんちゃんへ・・・
2019/6/26 に急逝してしまった、チビの事も綴っていきたいと思いますが、そちらはもう少し落ち着いてからにします。
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