昨日、主人の母をお誘いし、息子たちも連れて小雨の降る中、浦和PARCOの映画館へ。
当然の事ながら、お嬢さんたちは留守番(笑)


主人の母を誘っての映画鑑賞は今月で二度目。
前回は主人の母が愛してやまない
Gackt主演「とんで埼玉」
そして今回、やはり主人の母イチオシの
岡田准一主演「ザ・ファブル」
主人の母は70代後半だが、社交ダンスに体操クラブ、歩け歩け大会に出場するなど元気そのもの。
そして、イケメン大好き。
特にジャニーズ系ときたもんだ。
ストーリーはさておき、
(ネタバレは無しな方向で)
原作を読まれていれば成程と思われるだろうが、主人公が殺し屋なだけに…
その類いのシーンが多く、主人の母には少々刺激が過ぎたようだ。
しかし、終わってみれば
「孫と映画観れて楽しかったわー」
なんて主人の母がニコニコしてくれたので結果オーライ。
映画館を出て、遅めのランチへ。
息子たちのリクエストでイタメシに決定し、料理を待つ間に主人の母と暫しの歓談。
主人の母は何事に対しても全力で取り組むタイプで、その姿に人は惹かれ、集まり、沢山の仲間や友人に囲まれ今を生きている。
主人の母は時々的を射たことを言う。
ナイスタイミングなそれに助けられたこともあった。
人生を長く生きる中で色々と察知する機能が長けて仙人化し始めたのか、それとも「空気読む」スイッチでも元から備わっているのか謎すぎるのだが。
以下、そんな主人の母が語ったこと。
趣味であれ、何であれ、同じ目的で取り組む者は仲間みたいなもの。
その人が一生懸命頑張って頑張って、その上で挫折してしまったからといって非難などしない。
これまでに積み重ねたものに対して労いの言葉の1つもかけてあげたら、その人の気持ちは少しばかりでも軽くなるでしょう。
報われたと感じたら、次の一歩を踏み出せるかもしれない。
もしもそこで、その人を責めたとしたら、それは責めた人の心が幼いか了見が狭いだけなのよ。
出来ない、続けられないという苦渋の決断をした人を責めるのは非情で無意味なことだもの。
そんな事をするとね、「人間としての格」が落ちるのよ。
そんなバカげた事に時間を費やすくらいなら、挫折した人をどうしたら笑顔にしてあげられるかを考えたらいいのよ。
昨夜、主人の母の言葉を反芻しながら、此処を開いた。
流石、人生の大先輩は的を射たことを言う。
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