小さくなって帰って来ました。
キラは、主人と私と息子、カリン、シニア達、ちび達。
不思議なことに、皆が和室に集合し、皆が見守る中、旅立ちました。
キラの闘病生活は約１ヶ月半。
息が上がり苦しそうなキラを、擦ってやることしか出来なかった。
ご飯を食べてくれるキラに、『良い子だね。良い子だね。ありがとう～キラ✨』と声をかけることしか出来なかった。
キラとの時間を優先にするため、仕事も午前中のみに、、、。
朝、調子が悪そうに見えたら、当日欠勤。
うちの会社はキーになる社員全員、動物好き。
皆、猫と暮らす方。
前に吐血したココを病院に連れていくために、欠勤の連絡をしたところ…
『◯◯さん。なに電話なんかしてるんですか❓早く連れていってあげてください‼️会社の事なんて後で良い‼️どうでも良いから、早く連れていってあげてください‼️』って叱られたほど…
キラの様子を話したら、『仕事よりもキラちゃん優先で‼️家族ですから、付いていてあげてください‼️』って。
生活も、主人が頑張るからキラに付いていてやれ‼️って言ってくれたのもあり、私は出来る限り、キラの傍にいることが出来た。
息子も、キラのストレスにならないように、闘病が始まってから、友達を呼ばなくなりました。
友人から、キラが食べられそうなササミメインのご飯が送られてきたり…。
キラが旅立つ日。
息子が朝から腹痛を訴えて、学校を休んだ。
この日のキラを思うと、息子が家にいるからといって、私は買い物に出るはずがないのに、私は息子にキラを託し、30分程家を出ました。
朝も、カリンの散歩のため、息子にキラを託しました。
キラは、私がいない間、すごく泣いたそうです。
息子は、初めて酸素差室にいるキラに手を入れ、『大丈夫だよ。俺がいるよ‼️ママもすぐに帰ってくるからね‼️大丈夫だよ』と不安一杯の中、キラを励まし続けてくれました。
主人も、7月3日までは、仕事が忙しすぎて何があっても休めない…と言っていました。
だけど、主人も主人なりに、夜はキラといる‼️と、この１ヶ月半、キラと夜を共にしてくれました。
寝てしまったら起きないので、二時間おきに私が様子を見に来なければならなかったのですが…。
そして7月4日。
息子は学校を休み、キラと二人の時間を過ごした。
買い物から帰った時、キラは苦しそうに泣いて、息子に励まされている姿を目にして、息子と代わった。
私が酸素部屋に手を入れたとき、フラフラと立ち上がり、キラは、仏壇のアスカとリキの遺骨を安置している棚の下に、よろけながら歩いていき横たわった。
何日か前から、キラはこの場所に行きたがり、気がつくと横たわっていました。
もしかしたら、既にアスカとリキが迎えに来ていたのかもしれません。
あまりにも苦しそうなキラを、酸素部屋に戻そうと抱いたら、痙攣が始まりました。
思わず『キラ‼️まだ、パパいないよ⁉️パパにお別れ言わないで逝っちゃあかんよ‼️』ってその場所に寝かせ、酸素チューブをキラの口元に…。
キラ、落ち着いてくれました。
私の手をｷﾞｭｯと握り、尻尾で返事をしてくれるほどに…。
パパに連絡。
１時間半後、パパは仕事を放り投げ帰って来てくれました。
キラはパパに撫でられ、尻尾で返事をして、パパが帰って来てから１時間…。
皆が見守る中、旅立ちました。
正直、私達は空っぽです。
パパがキラのチクチクを作って欲しいと頼んで来ました。
私の心が落ち着いたら、キラの仏前で作ろうと思います。
もう少し待って。
今、キラは小さくなり、アスカとリキ、先代達に囲まれ、お花に囲まれ穏やかにしていると思います。
キラの亡骸は、微笑んでいました。
これが、私達家族とキラの絆なんだと思いました。
キラ✨いつまでも愛してるよ(´- `*)
あれから、シニア達、カリンが和室から離れません。
皆がキラを愛してます(´- `*)
ぺったん したユーザ
ぺったん
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