「いやーーーーーーーー!!!」と絶叫して目を覚ましたらしく、主人まで起こしてしまった。夜中に申し訳ない。
全身汗だくで、心臓がばくばくしてた。
夢の内容は……。
いつも通りの日常風景。
テーブルの上に美雨様が乗っている。
「こーら、そんなとこ乗ってたらダメ」
といって、テーブルの上から美雨様をどかそうと、美雨様の体を押した。
ぴょんとテーブルから下に降りた美雨様……。
が。
美雨様そのままテーブルの下で倒れて動かない。
「あれ?どうした?」
ぐったりしてる。
長吉の時と同じ。
抱き上げようとしてもぐにゃっとしてうまく体を持てない。
全身の力が抜けている。
瞳孔が開いている。
絶叫した。
そこで目が覚めた。
猫の体が突然動かなくなることは、私にとっての相当なトラウマであり、絶叫レベルだ。
目が覚めてからも動悸が止まらず、もちろんそのあとも眠れない。
水を飲んで、落ち着いて、美雨様の姿を探す。
いつもなら私のそばで寝てるのが、そばにいない。
不安になって、真夜中にもかかわらず家中を探し回る。
リビングにある猫ベッドに寝ていた。(多分寝室のエアコンの風が寒かったのだろう)
呼んでも動かないので、怖くなって恐る恐る触ったら頭をあげた。
よかった……力が抜けて涙が出た。
私にとっての最も嫌な夢。
美雨様の様子がちょっとでもおかしいと不安でたまらなくなる。
長吉のことがあってから、もう随分経つが、まだ心には相当のダメージが残ってるんだなと思い知らされる。
部屋に飾った長吉の写真をみると涙が出た。
美雨様を抱っこしてうとうとしながら寝た。
ゴロゴロの音を聞いてたら今度はゆっくり眠れた。
悪い夢は人に話すと正夢にならない聞いたことがあるので、嫌な夢だけど書いておくことにする。
心臓に悪い。
疲れているから悪夢を見たのかもしれないけど、こんな悪夢は本当に勘弁してほしい……。
美雨様……本当に怖かったよ……。

美雨「あたしはつよいからだいじょうぶ!」
最近のコメント