旧家の周りに住んでいた、サビママと呼んでいたサビ猫ちゃん。
うちのさびちゃんによく似ているので、きっとママだろうなと思ってた。
サビを保護した大きな道路で交通事故に遭ったとこと。
サビママは大きな声で鳴く、人懐っこい子だった。
身体も大きく登場の仕方も激しいので同世代の大人猫からは余り好かれてないようでよく喧嘩していたけど、小さい子達には慕われていて、よく子分みたいなのをひき連れて遊びに来てた。
ベランダの窓越しに、サビちゃんにも度々会いにきてくれてた。
さびは他の猫が来た時は威嚇していたけど、やっぱりママなのか、サビママには甘えた声で会いに来てくれる度嬉しそうにしてた。
今年の３月に、サビママが入り浸っていたお家のご主人が亡くなられた。
うちのかなたが家出した時に見つけてくれた近所のおじさん。
そのお宅では生肉を貰っていたみたいやから、うちのカリカリではお口に合わなかったみたいで、見かける頻度も少なくなってた。
向こう側に渡ってご飯を貰ってたんかな。。。本当に残念や。。
今朝は久しぶりにサビママの彼氏のチェックも来てた。
彼女の訃報にかけつけたのかと思うと余計悲しかった。
虹の橋のふもとで、おじさんに会えたかな。
ありがとう、サビママ。
安らかに眠ってね。
さびちゃんも、時折寂しそうに窓の外を眺めてる。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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