9/3 保護猫コウ 血液診断結果

9/3　保護猫コウ血液診断結果

2019年9月3日(火)

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前回の日記から少し間が空きました。
8/28にコウを病院に連れて行って血液検査をしました。

最初は血液検査をすることも少し抵抗がありました。コウはまだガリガリに痩せており、脱水症状、貧血等色々な症状が出ていたので、血液検査をすることもとてもストレスになってしまうのではないか…と思いました。

私自身コウを日々世話する中で、段々と悩み、疲れていってしまい、自身の持病の過呼吸を起こしたり睡眠障害の症状が出たりしていました。そんな中、個人で保護活動をやっていたある知人の方とお話をする機会があったため、今回のコウのことを相談してみました。すると「自分ならその仔が何で苦しんでいるのかをはっきりさせ、治療をしてあげる。たとえ採血が辛くともその後もっと苦しむのはその仔で、その仔になにもしてあげられなかったことを後悔してしまうから。」と仰っていました。

その言葉で血液検査を決心し、病院へ連れていきました。
最初の体重測定では前回より0.2kg増えていて、私も獣医さんも驚きました。(念の為2回測りました笑)そして肺炎の状態も随分よくなっているとのことですこしほっとしました。この日から3日前の抗生剤の注射が効いたのかな。ただ脈は弱く、1時間ほどコウを預かってもらいその間に採血、血液検査の結果を出すので一旦家に帰りました。もし血液を採る際に暴れたり、なかなか血液を採れない場合はすぐに電話するとのことでしたが、無事血液検査が終わったとの連絡を受け、コウを迎えに行きました。

結果は、猫エイズと猫白血病ウイルス両方が陽性でした。Wキャリアというのですね。
どこか腑に落ちた部分もあり、納得できました。
余命は半年から1年ほどといわれ、そのふたつの病気は治らないため、対処療法、そして延命治療となっていくとのことでした。細かい血液検査でも色々なところに異常が出ていて、かなり辛い状態なのがわかりました。その日は特に補液や注射などの必要はないと言われたため、下痢止めと整腸剤のお薬を10日分もらって帰りました。

5日たった今、コウはまだ下痢をしながらも食欲はあるようで、毎日パウチやちゅーるをねだって来ます。錠剤のお薬をもらったのですが、それも潰して餌に混ぜればすぐに食べてくれるので苦ではありません。私が自室でなにか作業をしているとそばで寝転がり、時々なでてやると嬉しそうに喉を鳴らして、もっとかまって、というようにすり寄ってきます。

その様子をみて、ああこの仔を保護してよかったと思いました。とても幸せそうにお腹を見せながらじゃれてくる姿は、きっと保護しなければこの仔も一生こんな無防備な姿は見せなかったんじゃないだろうか。今はそれだけを感じています。

まだまだ下痢がひどく、1日のトイレに行く回数はとても多く、その際も少し痛そうに鳴いていたりするのですが、色々餌を用意し毎日綺麗にトイレを保ってあげていることで対処しています。猫白血病はなによりストレスを与えることが良くない、とネットで読んだので、静かに見守り、コウのしたいようにしてあげています。

今の時点で、いつなくなってしまってもおかしくないと思っています。ただ、それを受け入れつつ、日々コウに愛情を伝えていきながら、過ごしていこうと思います。

21 ぺったん