
真ん中の、涙やけがひどく、ガリガリにやせている子が、ヒキタです。
三匹の中で唯一、おんなのこ。
最後まで捕獲器にかからなかったのですが、
おかあさんのかかった捕獲器の上に置いておいたカラの捕獲器の中に入っていて、手動でふたをしめて、捕獲しました。
ケージに移した翌日、なんと、ケージからすり抜け脱走!。
テツが室内脱走したときも詰まっていた食器棚の横に詰まっており、ほら、おいでー!と出そうとしたら、3cm程度の食器棚のウラにするっと入ってしまった、細すぎヒキタ。
ちなみに、ヒキタという名前も、あの引田天功からとったもの。
ご飯さえ食べてくれれば、きっとふっくらしてくるはず。
と思ったら、ちょっとカリカリを食べて、「もうおなかいっぱい。。」とばかりに、食べるのをやめてしまう……。ウエットにしても、あんまり変わらず。
マボテツコンビは、カリカリがほとんどなくなるまで食べるのに。うーーん…。
ま、でも、女の子だから、ゆっくり食べるのかな。と思っていたら、なんだかぐったりしだしてしまったヒキタ。
これはあぶない!
地元の保護団体の方に相談して、療養用のウェットフードをスポイトであげてもらいました。
そのときは、うまうま!といわんばかりの食べっぷりだったので、一安心。
念の為翌日朝に動物病院につれていってもらい、カリカリが食べられるようになるまではシェルターのほうで預かってもらうことにして、一旦、ばいばいね、と見送りました。
が、翌日、昼に、
動物病院で点滴をしたものの、容態が急変し、息を引き取りました…。と連絡が……。
猫の飼育歴12年とはいえ、うちのべるたんは、ばっちり血統種。
しかも、うちに来てこのかたカゼすらひかない健康優良児です。
ゆえに、病児(病猫?)保育の経験はゼロ。
もう少し私に知識と経験があったら、もっと早くに何かしら手を打てたかもしれません…。
改めて、野良猫の保護活動の難しさを感じました。
