兄妹がいなくなって一人ぼっちになって寂しかった分、今は里親さんに思いきり甘えているようです。
こし君の里親さんは、命を預かることの重みと責任を深く考えての里親希望だっただけに、こし君の気持ちを一番に考え、決して嫌がる抱っこ等を無理強いすることはなく、ビビりのこし君に合わせて少しずつ家族になっていってます。

一方、先に里子に行った兄妹猫が帰ってきました。
理由は、初めて動物を飼うご家庭で、適切に買うための条件を提示していましたが、ことごとく守られず自己流で飼っていたことが判明し、里親さんとの信頼関係が築けず、安心してお任せできないと判断したため返還をして頂きました。
一例を挙げると、お届け当日用意されていた手作りのケージに不備(どこからでも出られる)があった為、もっと厳重にするよう要請し、臆病な子たちなので慣れるまで絶対にケージから出さないように、出てしまったら狭い場所に隠れて出てこなくなる等と注意事項を伝えました。
翌日電話すると「朝起きたら出てました~。このまま好きなようにさせようと思ってます」と・・・。
ご飯は食べたか聞くと「あまり食べていないです」との事。
私は、「ご飯を食べないイコール脱水」の危険な状態であることを告げ、すぐにケージに入れることを強く指導しました。
本来はこれで一発アウト‼ですが、息子さんの「ちゃんとやるので」の言葉を信じもう一度だけチャンスを与える事にしました。
やはり一事が万事でこの後も自己流でトラブルが続き、結局人の話を聞かない人なのだと結論付けました。
返還を要求した時も、あっさりと返還に応じ、本当に子猫たちに愛情を持っていたのかと疑いました。


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