水引をする本当の理由～叶えたまえ～

2019年10月3日(木) 237 / 12

この日記は、
私の今の「弱音」と、
これからの「思い」についての日記になります。

そういう文章が好きではない方は、
閲覧されないことをお願いします。

正直、今ジィニャンは具合が悪い波の中に居ます。

昨年膵炎をしてから、
徐々に体調は下り坂で、
随時かかりつけ医を受診し、
早め早めで体調に関しての治療や確認をしてきました。

しかしながら、
ここ最近の様子を看ていると、
ある意味、
「覚悟が必要かな…。」
と感じています。

私は、日記にも載せているように、
今、「水引手芸」をしています。

実はそれが、
今の私の心の支えになるからです。

水引は、室町時代に中国から伝わってきた、
本来、結び方に意味を持つものです。

現代の解釈としては、

①未開封を保証する
②魔除け
③人と人を結ぶ

がスタンダードの様です。

ジィニャンに寄り添い、
水引手芸をしながら過ごすのが、
ここ最近の私の過ごし方です。

ひと目ひと目、
気持ちを込めて結んでいます。

結ぶことで、
また上向いてはくれないだろうか？
と願ったり、

世の中の、
今幸せでない、
苦しんでいる猫達が、
苦しみから解放され、
無駄に命を落とさないように…。

どうか、この令和という時代で、
人間の身勝手な繁殖行為やロードキルなどが
無くなりますように…。

そんな思いを持ちながら、
一筋の水引を結び、形にしています。

私は20年ちょっとの間、
仕事で沢山の命を看取ってきました。

でもそれは仕事なので、
感情をOFFモードにして。

私の人生の中で、
唯一、
人として涙が堪えきれなかった「看とり」は、

祖母と初めての担当患者さん。

担当患者さんの時は、正直自分でも困りました（苦笑）

水引の結び方に、「叶う結び」という結び方があります。

結び目の表と裏が、
「口」と「十」になるからだそうです。

私は人を、
憎んだり、
恨んだり、
妬んだりは、
苦手です。

そういう感情からは、
決してポジティブなモノは生まれないから。

私には、
ジィニャンが他界してからのプランがあります。

変人染みてるかもしれませんが、
ジィニャンの遺灰を、
ニトロペンダントみたいなモノに入れ身につけ、
ジィニャンと旅をしたいと思っています。

臆病過ぎて、外に出るのは病院だけで一杯一杯だった彼に、

外の色んなモノを見せてあげたいな、
と思っています。
究極の自己満足なんですけどね（笑）

彼が、今のこの不調の波を越せるか越せないかは分かりません。

でも、苦痛は最小限に、
自由でリラックス出来る時間を大切に、
１日１日を大切にしていきたいと思っています。