台風19号対策、家中バタバタと動きまわっていた朝、9am。
今年8月先天性拡張型心筋症診断されている9か月の空、
前日までいつも通り元気だった空が、
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突然、痙攣をおこす。
目をむき出し、身体を震わせながら痙攣。
急いで病院へ。
血圧測定 低すぎて測定不可。
聴診器での心臓音確認→細かく速いリズム。
心電図検査→普通の猫ならば通常150前後の脈拍数が、空の場合、370~380。
血液検査→先月81だったGPT、今回1000と異常な数値。
肝細胞の障害と壊死の疑いあり。
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通常、肝臓機能が低下する原因として、ナトリウム等の過剰数値があるとのこと、
だが、空の場合、ナトリウム等の数値は通常範囲。
そのため、やはり先天性拡張型心筋症による心臓機能の不調により、
心臓機能の異常から脳が低酸素による痙攣と、診断された。
まずは心臓機能を通常に近づけることが必要。
今まで服薬していた強心剤を中止、
1days・アーチスト錠1/8×2へと変更。
帰宅後、まったく食べたない空に、
すりつぶしたアーチスト錠を水で解き、スポイトで飲ませる。
涙があふれてあふれて止まらない、けれど、自分がしっかりしなければと、気持ちをいれかえる。
その後、台風19号対策、家中の養生作業、
翌朝から横浜市内の夫実家へとネコたち、夫、自分、で、避難。
空の様態のことがあり、避難するかどうか考える、
が、前回台風15号で屋根が半分飛ばされた経験から、夫実家へと移動することに決める。
夫実家では、義母がネコたちを優しく迎えてくれた。
探検しながら家中を歩き回る、海。
さっそく居心地の良いエアコンの上をみつけ、そこで片足と尻尾をさげて、熟睡。
そして、空。
ソファーの下へ入り、でてこない。
ごはんもたべない。
今、空のために何が必要なのか、
安静に過ごせる環境、
薬を飲みつづけなければ生きていくことができないだろう空のために、
まずはどの分量で心臓をコントロールできるか様子をみていく、
獣医師からの言葉を思い出す。
まずは薬を飲ませて、少しでも楽になり、動けるようになること。
元気になれば、自分から出てきてくれると、強願。
そんなことを思いながら、台風19号のニュースを見続ける。
これまでに経験のない雨量、河川反乱と暴風。
古いプレハブ倉庫住宅の自分宅、やることはやった、あとはなるしかない、と、想。
翌日、自宅へ。
3日間かけて養生したこともあり、被害なく水漏れなく、無事。
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台風一過、富士山、美しい。
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嫌がる空に無理やりスポイトで薬を飲ませ続け、そして本日、10/14。
今朝からご飯を食べるようになる。
そして、いつもの指しゃぶり、はじまる。
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よかった、と、ほんとっ、よかった、ひとまず一山越えたかも、と、嬉。
けれど、ジャレテくる海を威嚇して近づけず、
階段の上り下りはまだ少し不安定。
空と遊びたくて仕方ない海も、切なく辛いだろう。
また元気に海と走りまわることができるなら、
走ることはできなくても、海とまた仲良くすることができたらと、願。
最後に、今回の台風で被害にあわれている方々へ、
心からお見舞い申し上げると同時に、
大切な日常が一刻も早く再開できることを、強く強く願っています。
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