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寝てる姿を見ると安心。
ケージから出たい。と鳴かないし、幸せそうに見えるから。
都度、なおさんに報告して、一緒に
猫エイズについて。
そもそも子猫を預かるリスクについて。
いろいろ話ました。
検査についてから言うと、
結局、PCR(遺伝子)検査をしても、陰性と確定しないなら
もう一度、(1週間しか経ってないけど)抗体検査をしてもらう。
それで陰性なら、もう『ヨシ』
もしまだ陽性だったら、そこで遺伝子検査をする。
ニコたんの陽性を裏付けることにはなってしまうけど
今後、半年くらい、気をもむよりも良い。と考えました。
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いずれにしても、なおさんはどうするのかは私に一任してくれて
とにかく、陽性だったとしても、ドライが食べられるくらいになるまでは
ウチで預かろう。と思う。
保護された方は、モケたんもニコたんも、ある程度努力して
万一里親さんが見つからなければ、引き取る覚悟もある。と聞き、少し気が楽になる。
「ねこよみうたさんの気持ち次第なんだよね」
もし、本当に万が一。
ニコたんをフリーにしたことによって、
将来ウチのみんにゃやモケたんがエイズに感染して発症したことがわかったとき
私は、自分が耐えられるかどうか。
きっと自分のしたことを後悔する。
そう思うと怖かった。
「でもさ、スクちゃんだって他のコだって
小さいときにウイルスチェック一度してから、もう一度検査した?
オレちゃんみたいに(エイズ陽性⇒白血病陽性になった)なるかもしれない。
いつ、その芽がついたのかなんてわかんないじゃん」
なおさんと電話で話したあと、しばらく考えた。
そして、もういい。
きっと、ニコたんは偽陽性と信じよう。
みんにゃと楽しく、モケたんと仲良くしてもらおう。
何が。と言う理由もなく、
考えを変えて、モケたんをニコたんを解き放った。
遊び疲れたら、ちゃんといつものペットヒーターで眠る賢いモケたん。
だけど、ニコたんはネオ用にこしらえた、夏掛けの羽毛布団のベッドでこてり。と眠っていた。
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ソコ、すごくイイところだよ。ニコたんも賢い!(預かりバカ)
ケージの中ではオニのように「出せ出せ!」と叫ぶように鳴いていたニコたんは
外に出してみたら、とてもおとにゃしくて懐こかった。 私のこめかみをスタートに、顔中をちっちゃいベロで、ずーーっと舐めまくっていた。
こんなに親愛のグルーミングを受けたのは初めてかもしれない。
そして、私の腕でぱったりと寝た
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散々、悩んでいたのがウソのように、
何より私が気がラクになっていました。
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いつか、この自分を『バカだった』と責める日が来ないとは限らないけれど。
だから、ウチにみんにゃのご縁をくれた保護主さん方、
もし、万一、感染してしまったら、ゴメンなさい。
謝って済む問題じゃないですよね。
賛否あるかと思いますが、決めました。
どうか、ニコたんが偽陽性であることを祈っていただけたら幸いです。