思い出のねこたち ①みいこ

思い出のねこたち　①みいこ

2019年10月28日(月) 178 / 0

初代ボスは三毛のメスで、名前はみいこ
埼玉からもらってきました（千葉在住）
あれは私が5歳のときだから、今から49年前の冬です

彼女は我が家のねこ界の決まりを作り組織化しました
みいこが来てから、最大で8匹まで増えていくんですが
統制がとれていて問題行動も一切なく　全員が穏やかに暮らしてました

私が知っているしきたりは
朝　4時ころに全員参加で集会を開く
偶然目撃したときは、お茶の間で8匹がサークル上に座ってて何やらやってました

それから、食べ物は年功序列で先輩から食べること、食べ物を待つ者は並ぶこと
一列に並んで順番に食べるらしく、新入りが一番後でした
もちろんこちらはお椀の中を見て足してあげます

あと、一番新米が新入りの面倒を見ること
決まり事とか教えてあげるんですね
とにかく面倒見がよいなあと感心してみてました

決まりごとは他にもあれこれあって、みんな猫たちはきちんと守ってました

弟はみいこが2才になったころに生まれたのですが
みいこは弟も新入りと見なしていて、ひっぱたいて躾けていました

ジャンプ力が半端なくて洋服箪笥の上まで２ｍ以上をジャンプしてました
とにかく足腰が強かった

今から50年くらい前だと、今と違って獣医さんも少なくて不妊手術の時にひどい目にあってしまった
今では技術が向上して手術跡も小さくて済んでますが、その当時は５cmくらいお腹を切開してたし
縫った上から包帯を巻いただけで返されたので舐めちゃうのが気が気じゃなかったです
しかも、暴れたからって全部の爪が血がでるまで切られて、それはそれはひどい経験をさせてしまった

そんな彼女は１８歳で眠るように亡くなりました。
面倒見がよい女親分でみんなから頼られた優秀なボスでした

13 ぺったん