11月11日はレオンの3歳の誕生日だった。
その前から体調を崩していたレオンは高濃度酸素室に入院していた。
肺の中に水がたまったり、空気がたまったりして、ちゃんと酸素が吸えなくて苦しそうだった。
先生は空気や水を抜いてくれていたが、原因は不明で、暫くするとまた水や空気がたまっているという感じだった。
11月11日は、呼吸は相変わらずしんどそうだけど、朝からはお兄ちゃん、夕方は下の子とパパさんも面会に行き、珍しく久しぶりにレオンが朝も夕方もニャーンと鳴いてくれたので、少しは元気になっていると思っていた。
ちゅーるもいっぱい食べてくれたし。
けれど、レントゲンは変わらずで、私達はレオンにお誕生日おめでとうって言ってナデナデしてから帰ってきました。
するとすぐに病院から電話があり、すぐに来てくださいと。
高濃度酸素室から出して検査をしている途中で急変してしまい、蘇生処置をしてもらったけれど、そのまま虹の橋を渡っていってしまった。
私達の手の届かない所に。
病院でキレイにしてもらい、レオンは我が家に帰ってきた。
子供達に、"レオンが帰ってきたよ"というと、嬉しそうに駆け寄ってきたが、レオンを見て皆で泣いた。
お誕生日だから、お家に帰りたかったんだね、きっと。
人懐っこくて、何をされても嫌がらず、おとなしくて、おもちゃを持ってくるから投げてやると、咥えて持ってくるような犬みたいな猫だった。
とても愛らしくて、我が家のアイドルだった。
私達家族だけではなく、子供の友達にも好かれて取り合いになるほど人気があった。
そんなレオンに出会えて、たくさんの思い出ができて、癒されて、私たちにはなくてはならない存在だった。
うちに来てくれてありがとう。
レオン、大好きだよ。

次の写真は、レオンが虹の橋を渡ってしまった写真なので、見たくない方は見ないでくださいね。
にゃんたん、よく頑張ったね。
痛かったでしょう。しんどかったでしょう。
それなのに私達を呼んで、甘えてくれて嬉しかったよ。
悲しくて寂しくて仕方ないよ。
やっとお家に帰れたね。
元気になって帰ってきてほしかったよ。
けれどきっと、またいつか出会えると信じてるね。
にゃんたん、大好きだよ。 皆、にゃんたんの事大好きだよ。
少しの間お別れだけど、また出会えることを楽しみにしてるね。
今までありがとう、レオン。
ゆっくり、おやすみなさい。

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