お手伝い程度しか関わっていませんが・・・・・・。
10年ほど前
19年苦楽を共にしてきた飼い猫(保護猫を譲り受けた仔)が虹の橋を渡りました。
私の人生の多くを一緒に過ごしてきた猫の死でした。
その後の人生にぽっかりと穴が開き、いわゆるペットロス状態。
生活そのものも荒んでいきました。
猫と暮らしている間は、その仔以外の猫の事は全く頭の中にありませんでしたが、
ようやくその仔のことが思い出になってきたたある日
住んでるところに多くの猫たちがいることを知り
そして、おやつを何気なく与えるように・・・、
それが地域猫との関わりの始まりです。
今思うと、地域猫、さくら猫、TNR活動などという言葉すら知らず、
ただの迷惑なえさやりさんだったと思います。
ここにいた猫は全て避妊去勢が済んでいる「さくら猫」。
触れ合うだけで自分だけが安らいで癒されました。
しばらく関わるうち、面倒をみている人がいることを知ったと思われる人々が
毎年のように仔猫を何匹も捨てているということが発覚。
仔猫の保護、里親さんを探し、譲渡も経験、お渡しに行く時の不安と悲しみも知りました。
病気の猫を保護して獣医さんへ連れて行くこともあり、
最後はなにも出来ずだんだん弱っていく姿をみていることしかできない辛さも経験。
我が家で3匹の猫を看取りました。
・はじめは、ただ野良猫が可哀想からはじまった・・・・・
・毎日ご飯を与えていた猫の様子がおかしければ見過ごすわけにはいかない
・最後まで面倒をみる、それが野良猫にえさを与える人の義務
仔猫を保護して獣医さんへ行ったとき聞いた言葉
『 野良猫にえさをやったらあなたが飼い主です 』重たい言葉でした。
今、我が家で家猫修行の10歳ぐらいの猫がいます
(いきさつは、ブログで日記として詳しく書いています)
10年も外で暮らしていた猫を保護(捕獲)
毎日外に出たいと寂しそうに鳴くのを聞く毎日です。
そして、この地域の猫として現在面倒をみている猫の中で、最後の猫がヤンヤンです。
ヤンヤンを最後に地域猫活動止めたいと思っています。
野良猫にはエサを絶対にやらない!!
これが、5年間いろいろ考えさせられて出た結論です。
個人の力では野良猫問題はどうにもなりません
本当に微力でしかありません、お金もありません。
わたしのような、動物が好きで、猫が好きで、弱いものをほっとけない、
そんな人間がこれ以上関われば
多頭崩壊をまっしぐらに突き進むだけでしょう。
TNRをした仔たちの最期は?というのも疑問でなりませんし、
何より捨てられて育った、殖えた猫たちの対処をしても、
そもそも自宅で生まれた猫たちを平気で遺棄できる人、
飼い猫が知らないうちに外で産ませる危険性に対して、
何も考えていない人の意識が変わらなければ、問題は何も解決しない。
それにはもっと行政が動かなければ!!
子猫がたくさん鳴いているお宅を見つける術を得ることや、
そこに対して何等かの対処ができなければ・・・・・・・・・・・
それをするには個人や小団体では全く歯が立たないでしょう。
📷今週のネコ写 ”秋色なヤンヤン”
https://www.neko-jirushi.com/nekosha/179636/
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