輸液のお手伝い

2019年11月17日(日) 408 / 4

ここんとこ3日間ほど、保護活動仲間のとこに自宅輸液のお手伝いに行ってます。

元々その人が通ってた病院は自宅輸液推奨ではなかったんだけど、最近先生の都合でちょいちょい休みにしなきゃいけないらしく、やむを得ずOKになったんだと。

私より全然先輩のボラさんなんだけど、自宅輸液は今回初なので怖いから指導をお願いされてしまいました。
うちはふくちゃんに2～3日おきにしてるから、自分より慣れてるだろうから、ということらしい。

どっこいそうはいかず。
行ってみたら輸液する猫さんがまぁ、細い子で。

腎不全末期。
骨と皮に近い。

皮下に入れようにも皮膚が固くなっててつまめない、つまみにくい。
いつもプクプクのふくちゃんにしてたから、これは手強いと。

でもやる手順は同じだから、とやってみたものの、ちょっと刺したつもりでもつまんだ部分を貫通してしまう。
4回目にしてやっとうまいこと皮下に入って、プワッと膨らんだので針をしっかりさしてぐーっと短時間で100cc目分量。

刺された猫さんは下手くそでたまったもんじゃないはずなのに、とてもいい子にしてくれて。

木曜日レクチャーで私がやって次の日金曜日に病院で再度練習してきた保護仲間ですが、やっぱりなかなかうまくいかない。
土日とも自分でやってみるから見ててと言われ。
土曜日、6回目、日曜日、5回目にしてやっと入る。

下手さすと貫通するならまだしも、真皮を刺したらとっても猫さんには痛い。
何度か真皮に当たっていやーんと体をよじるから、あー痛いね痛いね、ちょっと軽く針引こか、とか刺す場所は確かに肩甲骨周辺なんだけどそこにこだわらず、ちょっとこっち刺そかとか、固定してる指と針の確度が段々皮膚に対して起きてくるから、もちっと寝かせて固定しよか、とかあれこれ。

本当は今日でお手伝いは終わりだったんだけど、火曜日も来てくれたら嬉しいと言われてしまい。
月曜日は夜テニスを息子たちとやってるから行けないのよね。

片道1時間近くかかるからちとしんどいんだけどなぁ。
でも生命には替えられんか。

分かった来るよと返事して
今日もよー頑張った痛かったねもちっと上手にやって欲しいねと猫さんの顔に近づいて撫で撫でしてたら、顔を私のおでこにゴッと擦り付けてくれた。
すまんね、と言ってるのか、ありがとうと言ってるのか、単にやりたい気分だったのか。
多分3番目だな（笑）

なるほど、皮ふが固く皮下脂肪がない子にはこうすれば一発で出来るんだと本当に勉強になる。
ガリガリで尿臭もするこの子を見てると、プクプクのふくちゃんはまだまだ頑張れるんだなとも思う。

タイガ、また火曜日に会おうね。
もちっと痛くないようにしてくれたら嬉しいね。
きっとすぐ上手になるよね

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