その『さくら猫』の女の子のお話をきっかけに なんとなく思ったこと。
ダラダラ書いちゃいます。長文です。
私はネコジルシを知る以前から
お外で暮らす母猫が仔猫を育てる姿を見て。
すごいなぁって思っていました。
まだヨチヨチだった ちびたちを連れて散歩をしていた時に出会った母猫に
日々の生活で疲れていても、こんなことでめげてちゃいけないと励まされました。
少し大きくなった ちびたちを事故などから守るように教えるときも
近くの母猫が仔猫に 言葉ではないけれどシッカリ危険を教え込む姿を見て、学ぶことがありました。
更に行動範囲が広くなってきた こむすびたちを見守る時も
母猫が香箱座りしながらも 薄目を開けて子猫たちを見ている姿を思い出します。
子猫に近付こうものなら、
母猫は子猫に危険を知らせ
母猫の呼ぶ声にササッと反応する子猫。
母親の強いまなざし。
小さいのに、身体中の毛を逆立てて威嚇する子猫。
…立派だね、あなたたち親子。
どうか無事に、大きくなるんだよ。
猫の親子を見かけるたびに
いつも思います。
(この猫たちはたぶんもういない)
私の日記には こむすびたちがしょっちゅう登場しますが。
本当は 私の人生の辞書に『出産』の文字はなく、人生計画に『子育て』の予定はありませんでした。
ちゃんと結婚していた頃は
金銭的にも恵まれ、大切にされていたのですが。
実母の闘病もあったり、
自分自身の疾患もあって
子供産めなかったし。
それも原因の１つで離婚したんです。
…心身ともに体調が物凄く良くなくて。
ボロボロだった時に。
旦那さんの義母さんに
「別に貴方には期待してないし、
こっちには沢山孫いるから気にしない」と言われました。
確かに、義姉には四人の子供。
同じ年齢の義妹も結婚してすぐに子供ができたし。
優しさで言ってくださったのかもしれないけれど、
そうとは思えない言い方だったし、
その時はそうとはとらえることができず。
なんとなく もうこの一家と家族でいることは無理だなぁと思い、
自ら『野良』になるべく離婚をして家を出ました。
…子供なんて絶対産むもんか！と思いました。
(自転車のライトのメーカー名、CATS EYE )
『野良』になってから、
家やご飯や暮らしを提供(折半で)してもらえる暮らしをしてみたけれど。
なんだかその人のよくわからない虚言癖にやってられなくて。
その人とそのまま暮らし続ける気にはなれず。
また『野良』に戻りました。
もう人には期待をするのはやめようと心に決めました。
今度は家もご飯も暮らしも。
自分一人でやっていかなくては。
以前からの疾患も、
通院している時間もお金もなくて
強制的に断薬することになり、
その代わり自分の身体を鍛えることに
興味をシフトしたら、
健康体になっていたようで…
フラリと家出してきた人と過ごしていたら、
思いがけず まさかの妊娠。
以前からあった筋腫が大きくなっただけだと思っていたのに。
…子供なんていらない。
産むもんかと思っていたのに。
その年は大きな地震があった年で。
妊娠していた同僚のお父様が津波で亡くなり、お腹の赤ちゃんも流産してしまい…
たくさんの命が失われた時に、
自分の都合で命を絶ってしまう選択をできなくて。
フラリと現れた人なので、いつかはまた
フラリと消えるだろうと。
心の底では信用していなかったから。
早くもう一人産まなきゃと思って。
まだ一人目産む前から、
二人分の名前を考えて。
自分一人で育てていく決意をして。
二年連続、まとめて
二人の子供を産みました。
そしたらホントに数年でフラリと出ていきやがった…(笑)
最後には、電話口の見ず知らずの女に
「あんた、子供産めないって言ってたらしいじゃん？っつーかあんた詐欺じゃね？」と言われましたー。←出会い系サイトで知り合った女にイロイロ相談していたらしい。
…失笑して。
やり直そうとか止める気持ちはこれっぽっちもおきず。
言い出してから１ヶ月足らずで出ていくことを許しました。
だから。
『野良猫』の気持ちが少しわかる気がします。
なついちゃいけないんだって。
なついたって意味ないでしょって。
甘えかたもわからないし。
甘えたところで それがずっとなんて続かないんでしょ？って思うから。
ナデナデされて、スリスリもしてみたりもするけど。
どうせ 明日はないんでしょ？って思ってしまうから。
だったらシャアって威嚇して。
近寄らないでよって強がりたくなる気持ちになるんだと…
(夏前にTNRした 、奥から ボス、ちょび茶、みーちゃん。今日の姿)
私は自分だけで終わる人生…
父親が亡くなって、墓に入れたら
あとは死ぬまで生きるだけと思って
生きていました。
私は子供を産み育てることが
必ずしも幸せだとは思っていません。
私の友人には夫婦二人で犬猫に囲まれて
趣味を楽しみ、自由に二人仲良く暮らしている人もいるし。
結婚もせずに暮らしている友人も数多くいます。
自分の時間、自分のお金を自由に使って。
みんな楽しそうです。
でも。
私は自分で決めたから、
こむすびたちを守り、育てます。
だけど どうせ こむすびたちと暮らすなら。
楽しむのも そうじゃないのも
同じ時間が流れるのであれば。
楽しく過ごした方がいいじゃない？と。
そんな日々を日記にしてしまっています。
そう。
もちろん猫たちの事も同じです。
飼う＝家族になったのだから
最後の最期まで一緒です。
これ、大事ね(笑)
(ぎゅうー)
猫と こむすびたち が仲良く暮らしている姿を書いて。
ぜーったいに、何がなんでも
子供のいる家庭には猫さんを譲渡いたしませんっ！という条件が、
もしヤンチャなチビッ子がいたとしても
ちゃんとそれなりに幸せそうに暮らしていることもあるんだなーと
思ってくださる譲渡主様が増えてくださったら
それはそれでお役に立てるのかなぁと思ったり。
…ま、おむすび母は 猫に優しく、
子供にはめちゃ厳しい鬼軍曹ですからね(笑)
ダラダラと書いてしまいました。
全然call＆responseじゃないし！
元々なんのことだったのかもわからないけど。
今日は これでおしまいです…
ぺったん したユーザ
ぺったん
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