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半年前、TNRの時にお世話になった方のお孫さんの女のコの話です。
その女のコは おむすび家次男と同じ学校の同じ学年、違うクラスの1年生。
でも、私たち おむすび家のことは知っていて。
私が仕事から帰るときに、その女のコの帰宅時間ですれ違うので、よく会います。
あまりにもいつもニコニコしてお話してくれるから、心配になって
「○○ちゃん、オバチャンのこと知ってる?
○○ちゃんかわいいから、知らない人とあんまり仲良くしちゃ危ないからね」と思わず。(その件については そのコのお母さんとも話して笑い話に)
「知ってるよ!猫ちゃんといつもお話してる、こむすびくんたちのママでしょ?」
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(そう、ボクの家族にゃ)
そのコと昨日の帰り、また会いました。
「ねぇ。なんで髪の毛切ったの?
ママから聞いたの、オウチの猫ちゃん死んじゃって…じゃなくて、えっとぉー亡くなったんでしょう?
それで一緒に埋めてあげたんでしょう?」と、
少し口を尖らせながら、不思議そうに聞いてきた。
(正確には火葬したんですが そこは否定も訂正もせず)
「そうだよー。
オバチャンね、その亡くなったニャンコのこと大好きで。
ずっと一緒の家族だったからね。
もし生まれ代わっても、またオバチャンのところに迷わず来てねって。
また会えますようにって。
髪の毛持たせたの。」
そのコの表情がパァっと明るくなり。
「そっかー。そういう意味ね!」
とニコニコ顔になり、
元気にバイバーイ!と手を振り
駆け足でオウチの方へ向かっていきました。
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(バイバーイにゃ)
そのコのお宅では
猫も飼っていないし、
ママはあんまり動物が好きというわけではないみたいなのですが。
TNRの時も気にかけて、興味を持ってくださり。
さくらねこのお話も聞いていただいたり、こどもたちにも伝えてくださったようです。
(以前にも「なんでお耳をチョッキンするの?痛くないの?」と質問され、
「もう手術頑張ったから、また次に間違えて手術しなくていいよーって、見てすぐにわかるようにするためだよ。
麻酔してるときにチョッキンするから、痛くはないと思うけど、その傷が治るまではちょっとだけ痛いかもしれないね。○○ちゃんは優しいね」と話しました)
『死んだ』という言葉を
『亡くなった』と訂正したり。
なんでそんなことするんだろう?と
疑問に思ったことを
自分から聞いてきたり。
お母さんが しっかり育てていらっしゃるのがよくわかりました。
その女のコの純粋さと一生懸命な瞳に、
仕事の疲れも吹き飛びました。
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(小さくても同じ命にゃ。ボクも家族なんだにゃ)
(=^ェ^=)🍀(=^ェ^=)🍀(=^ェ^=)🍀(=^ェ^=)🍀(=^ェ^=)
先日、おぉ兄と晩ごはんの買い物に行った時に 近くの公園の餌やりさんと
(その公園の猫たちはさくらねこで、そこでの活動は市も周囲の住民も周知している)
お会いして。
このあたりの猫ちゃんたちに変わりはないですか?と聞いたら
「みんな変わりないけど。
あの、捨てられちゃった小さいコたちいたじゃない?
一匹、事故でね……
もう一匹も居なくなっちゃったの」
この2匹は、捨て猫だったらしく。
小さいけれど桜耳ニャンコの兄弟でした。
おぉ兄はそのコたちのことを気にかけていて
その辺りを通るたびに
「あのちびちゃんたちにまた会えなかったな。元気にしてるかな。大きくなったかな」と言っていたので。
「おぉ兄?あの猫ちゃんたちにはもう会えなくなっちゃったんだって。
車に…ひかれちゃったんだって」と伝えると、悲しそうに
「お外のコは危険がいっぱい、だよね…」
餌やりさん曰く、生粋の野良のお母さんが育てたコと少しでもニンゲンが関わってしまったコとは警戒心が違うと。
そのコたちはやっぱりボーっとしてるところがあったから、
お世話を頼んだお宅に外には出さないようにお願いしたんだけど…出しちゃったのよ、と。
「悲しいな…」とおぉ兄がポツリ。
だからどうだ、とか。
絶対こうしないといけない、とか。
私は言える立場にないのですが。
お外のコたちのために
今年の冬は
あまり寒い時期が続かないといいな
と思います。
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(ボクはもう外では生きられないにゃ)
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